FOCAL、ノイキャンワイヤレスヘッドホン「BATHYS MG」。振動板素材など変更した上位モデル
ラックスマンは、同社が取り扱うFOCALブランド製Bluetoothヘッドホン「BATHYS(バティス)」の上位モデル、「BATHYS MG」を6月に発売する。価格は242,000円(税込)。

ドライバーユニットには独自の40mm M字型マグネシウム・ドーム振動板を搭載。「BATHYS」とドライバー口径こそ同じものの、振動板の素材をアルミニウム/マグネシウムからマグネシウムのみに変更するなどした。同社では「世界中で評価されるFOCALハイエンドヘッドホンの技術を継承した、きめ細やかでナチュラル、かつインパクトのあるピュアなサウンドを実現した」とアピールしている。

サウンド面ではそのほか、再生周波数帯域がBATHYSの15Hz-22.1kHzから本機では10Hz-22kHzになっている。全高調波歪率は0.2%@1kHzとBATHYS同様で、本体質量は350g。
なお、BATHYSも販売を継続。新色「DEEP BLACK(ディープブラック)」の投入も本機と同時発表しており、BATHYSシリーズとしてラインナップが拡充される格好だ。
Bluetoothのバージョンも、BATHYSが5.1であるのに対し、本機は5.2に対応。コーデックはBATHYS同様にSBC、AAC、aptX、AptX Adaptiveに対応している。また、マルチポイント接続やGoogle Fast Pairにも対応している。
アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)にも引き続き対応。「サイレント」と「ソフト」、そして周囲の音を取り込む「トランスペアレント」と3つのモードを用意している。
USB Type-C入力端子を備えており、最大192kHzのデジタル再生が可能なUSB-DAC接続もサポート。本体に備えたボタンから、USB-DACモードのオンオフも行える。また、ステレオミニ端子も装備し有線接続も可能で、付属品には長さ1.2mのステレオミニプラグケーブルとUSB Type-Cケーブルを用意。ほかキャリングケースも同梱する。

バッテリー性能は、Bluetooth接続時の連続再生で約30時間。USB-DAC接続時で42時間、ミニプラグ接続時で35時間使用できる。
iOS/Android両対応の専用アプリ「Focal&Naim」にも引き続き対応。アプリでは、動作ステータスの確認やイコライザー設定、バックライト付きFOCALロゴの光量調節などといったカスタマイズが行える。



