Amazon Prime Videoの広告表示が本日開始。一部映画は“作品の途中”に広告割り込み
Amazonは、「Prime Video」で配信しているコンテンツへの広告表示を本日4月8日よりスタート。あわせて広告表示なしのオプションも月額390円(税込)で提供開始している。

2月末より案内されていた「再生中コンテンツへの広告表示」が、本日より導入された格好。これにあわせて、Webブラウザ版Prime Videoでは本件についての説明と「広告フリー」登録へのポップアップ通知が行われている。
月額390円で提供される「広告フリー」プランについては、登録後は毎月自動更新され、キャンセルも可能。会費の割合的払い戻しを受けることを希望する場合や、会員登録の次回更新日を確認する場合はアカウントページから作業できる。なお、特定のライブイベントの配信時にはオプションに関係なく引き続き広告が表示される。

記事執筆時点の記者の環境では、広告挿入の頻度や位置はコンテンツによって異なることを確認。冒頭にはコンテンツや、その再生時間を問わず必ず広告が1件挿入される。TVアニメは前記した冒頭の1件に留まるものの、長尺の映画作品については、再生途中にもう1件広告が挿入されることを確認できた。広告再生中は早送りや巻き戻しの操作には対応しない。

また、あくまで記事執筆時点ではあるが『ゴジラ−1.0』『侍タイムスリッパー』のような邦画作品には、シークバーに広告表示のポイントはなかったものの、配信から日の浅い『ビーキーパー』や、長期配信を行っている『アイアンマン』などの洋画作品には再生途中に広告表示ポイントが用意されていた。

Prime Videoは、Amazonプライム会員であれば追加料金なしで利用できる映像配信サービス。日本では現状、年間5,900円(税込)、または月間600円(税込)でプライム会員に登録でき、Prime Videoの視聴のほか、無料配送、Amazon Music Primeなどの様々なサービスを利用できる。