「時間を知るための時計ではない」
テクニクス「SL-1200」をデザインモチーフにした機械式腕時計が販売開始。トーンアームが分針
AndoAndoAndoは、同社ウェブサイトでアナログプレーヤーをデザインモチーフにした機械式腕時計の販売を行っている。
価格は65,100円(税込)。配送はDHLを使ってフィンランドから行われ、日本へは6 - 12日程度かかるという。より速く配送されるDHLエクスプレスも利用できる。
今回のアナログプレーヤーをモチーフにした腕時計は、2024年11月に発表していた。その際の予告通り、商品の販売が始まった格好。
写真を見てわかるとおり、テクニクス “SL-1200シリーズ”をインスパイアしたというデザインを採用しており、ダイヤル部はターンテーブルそっくりのデザインとなっている。
機械式腕時計で、ムーブメントにはMiyota「Cal.9039」を採用。ムーブメントは自動巻きとなっている。分針にはトーンアームのようなデザインが導入されている。時間を示すために中央のレコードレーベル部が回転し、秒についてはディスク部が回転することで知ることができる。

同社では「時間を知るための時計ではないが、時間を知ることはできる」と説明。その代わりに「あなたがどんなタイプの人間か、洗練された音楽ラバーかを伝えることができる」としている。
カラーリングは3色。RBS (赤い針、黒い文字盤、シルバーのケース) 、BGB (ブラック・ゴールド・ブラック)、限定版のオールゴールドが用意される。ただしオールゴールドは30個のみの限定版となる。
AndoAndoAndoは、日本人のデザイナー、Yu Ando氏が立ち上げた会社。鳥取とシンガポール、チェコ、フィンランドにリアル店舗も構えている。