SENDY AUDIO、オープン型平面磁界ヘッドホン「Aiva 2」。1μmの超薄型振動板を搭載
アユートは、同社取り扱いの中国ブランド・SENDY AUDIOから平面磁界ドライバー搭載のオープン型ヘッドホン「Aiva 2」を、3月8日(土)より発売する。価格は88,000円(税込)。

本機は、2024年11月に発売された同ブランドの第1弾オープン型ヘッドホン「Aiva」をベースに、振動板やチューニングをアップデートしたモデル。イヤーカップからネジのような小さな部品に至るまで、ブランド独自で設計。外観は、人魚の鱗からインスピレーションを受けたデザインを採用したとのことで、「人魚の歌声のように人々を虜にするサウンドを奏で、同ブランドの新たな船出を象徴する」ヘッドホンだと説明している。
97mm×76mm径の平面磁界ドライバーを搭載。振動板には、強度と剛性をあわせ持つという両面磁性複合平面振動板を採用する。前モデルの3μm(0.001mm)よりも薄い、わずか1μm(0.001mm)の超薄型となっている。トランジェントに優れ、高い解像度と広いダイナミックレンジ、タイトながら深い低音再生を実現したとアピールする。

ハウジングには、優れた音響特性を持つという天然無垢材「ゼブラウッド」を採用。同ブランドの得意とする木材加工技術を用いて成形されている。シックなカラーで塗装し、CNC加工と特殊な硬質陽極酸化処理をされた航空グレードのアルミニウムと組み合わせることで、エレガントなデザインと良質なサウンドを両立させたとのこと。
ヘッドバンドには上質なラムレザーを使用。イヤーパッドはハイプロテインレザーをベースとし、内側にメモリーフォーム、表面にベルベット生地を導入している。さまざまな顔の形状に対応させるよう、ビッグデータに基づく“斜めデザイン”を採用。密閉性を高めつつ、⾧時間装着しても疲れにくい快適な装着性を確保しているという。

ヘッドホン側の端子には、新たに3.5mmを実装。より強固な接続と汎用性を確保したとしている。付属のケーブルには、6N OCC導線を4芯リッツ構造で採用。プラグは4.4mmバランス、ケーブル長は約1.8m。そのほか、4.4mm to 3.5mm変換プラグや麻布アクセサリーポーチ、オリジナルレザーキャリングケースを同梱する。

周波数特性は20Hz - 40kHz、インピーダンスは32Ω、感度は96dB。質量は約420g。