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緻密なオーディオ制御によりFIRフィルター機能も実現

iBasso、DAC8基による「Octa DACマトリックスアーキテクチャ」を採用したDAP「DX260」

公開日 2024/02/09 00:00 編集部:成藤 正宣
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MUSINは、同社取り扱いブランドiBasso Audioから、8基のDACチップを用いた「Octa DACマトリックスアーキテクチャ」を採用するAndroid DAP「DX260」を、2024年2月20日に発売する。価格はオープンだが、市場では税込156,420円前後での実売が予想される。

「DX260」

シーラスロジック社のDACチップ「CS43198」を8基組み合わせた「Octa DACマトリックスアーキテクチャ」を採用。優れたダイナミックレンジと繊細なディテール表現、低ノイズフロアを兼ね備えた低電力オーディオDACチップを8基組み合わせることで、ポータブルプレーヤーとしては驚異的なスペックと高いサウンドクオリティを実現したとする。

「CS43198」を8基組み合わせた「Octa DACマトリックスアーキテクチャ」

独自開発のオーディオ制御技術「FPGA-Master 2.0」も搭載。オーディオデータの読み出しやクロック同期などの処理をピコ秒レベルの精密さで制御し、忠実かつ安定した音楽再生が可能だとする。

独自の「FPGA-Master 2.0」でオーディオ処理を精密に制御

また、FPGA-Master2.0が備える新しいアルゴリズムにより「FIR 2x/FIR 4xモード」を実現。各DACチップのデータストリームを1クロックずつ精密にずらす「ディレイ・パラレル出力」を行い、最大4基のDACチップでハードウェア・アナログFIRフィルターを形成する。本機能を利用することで複数のDAC間の差を平均化し、歪みやサウンドディテール、リアリズムを大幅に改善できるという。

精密な制御により、各DACの差をより平均化して音質を高めるFIRフィルター機能を実現

再生サンプリングレートはPCM 768kHz/32bit、DSD256(11.2MHz)ネイティブまでサポート。出力端子として、4.4mmバランス(ラインアウト兼用)/3.5mmシングルエンド(ラインアウト兼用)/3.5mm同軸デジタルを搭載。USB-DACモードおよびUSB-OTGデジタル出力にも対応する。

SoCはクアルコムのSnapdragon 660、RAMは4GB、内蔵ストレージは64GBを搭載し、microSDカードスロット1基を備える。ディスプレイは解像度1920×1080の5.0型タッチパネル。OSはアプリやネットワーク機能が利用できるAndroid 11と、音質を最優先にしたLinuxベースの「Mango OS」の2種類を搭載。ユーザーが好みに応じて使い分けられる。

4.4mm/3.5mm出力や、同軸デジタル/USB-C/microSDカードスロットなどを備える

Android用の標準音楽再生アプリ「Mango Player」は、従来モデルからUIを刷新。カスタマイズ性は残しつつ、より直感的でスムーズな操作が可能になったとする。

Bluetooth v5.0およびWi-Fi 2.4GHz/5GHzのワイヤレス接続にも対応。Bluetoothは送信/受信の両方に対応し、送信ではLDAC/aptX HD/aptX/AAC/SBC、受信ではAAC/SBCコーデックをサポートする。

連続再生時間は最大で約14時間。4400mAh/3.8Vのバッテリーを内蔵し、急速充電のQC3.0およびPD3.0もサポートする。

筐体素材は軽量かつ剛性も高いアルミニウム合金で、従来モデルよりもインダストリアルな雰囲気の強いデザインを採用。側面にはボリュームダイヤルを搭載した。一方で、バックパネルを着脱可能にするなど、パーツ交換や内部基板へのアクセスのしやすさといったメンテナンス性にも配慮している。外形寸法は123W×74.5H×17.5Dmm、質量は229g。

再生周波数帯域は10Hz - 75kHz(-1dB)。最大出力レベルは1015mW+1015mW@32Ω(4.4mmヘッドホン出力時)/280mW+280mW@32Ω(3.5mmヘッドホン出力時)。

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