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Hybrid Performanceシリーズ

THIEAUDIO、2DD+10BA構成のシリーズ フラグシップ機「Hype 10」

公開日 2024/01/31 00:00 編集部:松永達矢
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ナイコムは、THIEAUDIO(セーオーディオ)から2DD+10BA構成のハイブリッドイヤホン「Hype 10」を2月7日(水)に発売する。価格は143,180円(税込)。

「Hype 10」

同ブランドの積み重ねたノウハウや技術を投入するHype(Hybrid Performance)シリーズのフラグシップモデル。音楽を愛するオーディオファンのために1から設計を行い、強力なサブベース・シェルフと明瞭な高音表現により、音楽の深い響きとディテールを引き出しつつ、全体的なサウンドにメリハリと明瞭さを与えるように配慮されたチューニングを行ったという。

ダイナミックドライバーには、同シリーズにも採用されているIMPACT2(Impact Squared)技術を投入。等圧設計で10mm 複合振動板ドライバーを2基配置することで、低音のパワーと質感を大幅に強化。さらに、独自のアイソバリック・チャンバー設計により周波数と音圧を一定に保持し、音色の再現性を犠牲にすることなく、より質の高い低音を楽しむことを可能にしたとのこと。

BAドライバーは、Knowles「SWFK 31736シリーズ」ウルトラ・トゥイーター、Sonion「E50DT」ミッドレンジ・ドライバー2基、Sonion「28UAP」ベース・ドライバー2基を搭載。4つの独立したサウンド・ボア、4ウェイ・クロスオーバーにて駆動される。高域再生は40kHzまで再生域を拡張し、空気感のあるハイパー・リアルなサウンドを獲得。SWFK 31736とE50DTの組み合わせが中音域と高音域の完璧なトランジションとまとまりを生み出し、鮮明なディテール、強弱、レイヤリング表現を実現する。

低域再生を担う28UAPシリーズは、これまでのシグネチャー・シリーズ・モデルでの実績を元に選定されたもので、非常に速い低音のヒット感と自然な減衰を生み出し、IMPACT2システムによる深く質感のあるサブバスと一体化するとアピールしている。

ハウジングは3Dプリントされた医療グレードの樹脂で成形。フェイスプレートはそれぞれ個別に装飾とコーティングが施される。

付属ケーブルとして22AWG 6N OCC(単結晶銅)銀メッキグラフェンケーブルを同梱。従来モデルに標準装備されていたケーブルと比較して、より明瞭で洗練されたサウンドを提供する。ケーブル長は約1.2m、イヤホン側プラグは2Pin(0.78mm)を採用、プレーヤー側プラグは2.5/3.5/4.4mmのモジュラー方式となる。

周波数特性は20Hz - 40kHz、感度は105dB(@1kHz)、インピーダンスは18Ω。付属品として上記モジュラープラグとシリコンイヤーピース、フォームイヤーピースを各3サイズ(S/M/L)1ペアずつ、キャリーケースを同梱する。

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