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新開発モジュールを採用

水月雨、2DD+2BA+4EST構成のハイブリッドイヤホン「Solis 2」。純銀+24K金メッキ筐体

公開日 2024/01/12 00:00 編集部 : 伴 修二郎
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合同会社地球世界は、水月雨(MOONDROP)の2DD+2BA+4EST構成のハイブリッドイヤホン「Solis 2」を1月17日(水)に発売、本日1月12日より予約受付を開始する。価格はオープンだが、税込470,000円前後での実売が予想される。

「Solis 2」

低域に10mmダイナミックドライバー×2基、低中域にBAドライバー×2基、高域にSonion社製静電ドライバー×4基を搭載。科学的なハイエンド構成により音質の最適化を目指したとアピールする。

2DD+2BA+4EST構成

2基のダイナミックドライバーは完全対称に配置され、3Dプリントされたモジュラーコンポーネントによって組み合わせる新開発の「水平対向デュアルダイナミックドライバーモジュール」を採用。コンポーネント上の2つの独立したフィルター構造とダンピングデバイスが物理的なバンドパスフィルターを形成して音響をチューニング。優れた低中音域の密度と卓越した低音ダイナミクスを実現したという。

新開発の「水平対向デュアルダイナミックドライバーモジュール」を採用

2基のダイナミックドライバーをより容易に駆動するため、2つのドライバーの磁気回路配置を巧みに利用する平面駆動型に近い原理を用い、2つのユニットの磁気ギャップに磁界が均一に集中し、伝送効率を向上して非線形歪みを低減するという。振動板にはペーパードーム+フレキシブルエッジを採用。ペーパードームの高いダンピング特性により、中高域の不要な共振を抑え、滑らかで自然な音色を実現する。

BAドライバーは縦方向の音場を形成する際に低中音を補正するためだけに使用、4基の静電ドライバーが高音のディテールを担い、豊かなディテール、滑らかな音色、ゆったりとしたダイナミクスを実現するとアピールする。

マルチドライバー搭載による複雑なクロスオーバーとなるが、水月雨の音響学チームとソフトウェア・ハードウェア設備を背景に、全周波数帯域で一貫した位相を確保し、クロスオーバーのつながりによって発生しやすい音場と音色の異常を回避すると説明している。

全周波数帯域での一貫した位相を確保

ケーブルには新たに設計・開発されたチップグレード高純度銅ケーブル「PURE6」を標準装備する。有名チップメーカーに高純度銅ターゲット材料を提供している材料精製業者から提供された高純度銅原料を採用することで、ケーブルコアは導体の理論値に近い性能と高い導通品質を実現。さらに、信号ロスを低減し、よりピュアな信号伝送品質をもたらすために設計された平行シールド構造を採用している。コネクタは0.78mm 2Pinでリケーブル可能で、プラグは取り外し可能な2.5mm/3.5mm/4.4mmを採用する。

プラグは取り外し可能な2.5mm/3.5mm/4.4mmを用意

筐体素材は純銀+24K 金銀メッキ装飾を採用。再生周波数帯域は7Hz - 40kHz、インピーダンスは10Ω、感度は121dB。

筐体素材には純銀+24K 金銀メッキ装飾を採用

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