HOME > ニュース > Astell&Kern、トリプル出力モード搭載のハイエンドDAP「KANN ULTRA」の発売日を11/25に決定

専用レザーケースも同日発売

Astell&Kern、トリプル出力モード搭載のハイエンドDAP「KANN ULTRA」の発売日を11/25に決定

公開日 2023/11/16 11:00 編集部:松永達矢
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アユートは、Astell&Kernの超高出力DAP「KANN ULTRA」の発売日を11月25日(土)に決定した。価格は299,980円(税込)。

KANN ULTRAは、超高出力と高S/Nサウンドの両立をコンセプトとした“KANN シリーズ”の第5弾モデル。10月に製品の発売告知が行われたが、この度日本国内での発売日と価格が決定した格好だ。

「KANN ULTRA」

インピーダンスの高いヘッドホンから感度の高いIEMまで、4段階のプリセットゲインにてノイズレスでドライブするできるヘッドホン出力、パワーアンプやアクティブスピーカー等の外部機器に接続して高精細なサウンドを出力する音量調整可能なプリアウト、音量固定のラインアウトからなる「トリプル出力モード」を備える。

出力ポートを分けるだけでなく、ブランド独自技術「TERATON ALPHA(テラトン アルファ)」により、ヘッドホン出力ポートとプリアウト/ラインアウト端子のアンプ部とサウンドの設計を個別に行い、それぞれの端子に最適なサウンドを提供するとしている。ヘッドホン出力側の3.5mm 端子にはS/PDIF 光デジタル出力も搭載される。

DACには従来のESSフラグシップモデルよりも高度な変調を行い、DAC内部の消費電力、ノイズ、歪みを低減し、オーディオ性能を高めた「ES9039MPRO」をデュアル搭載する。チップに合わせてアンプ部の再設計も行われ、各出力の特性がそれぞれ高度な性能を発揮するように仕上げられた。

「ES9039MPRO」をデュアル搭載

プロセッサーには、性能を大幅に向上させた次世代型Octa-Coreプロセッサーを初搭載。サウンドパフォーマンスとシステムスピード、操作反応性を向上している。なお、本モデルの回路部はワイヤレス通信コンポーネントを含むプロセッサーエリアと物理的に分離されており、CPUから発生する熱やノイズを最小限に抑える。

その他、同ブランドDAPにも採用されてきたアップサンプリング再生機能「デジタルオーディオリマスター(DAR)」、スピーカーに近い音像を実現する「クロスフィード機能」、USB-DAC機能、USBデジタルオーディオ出力、Bluetooth送受信、Wi-Fiによるネットワークオーディオ再生、ワイヤレスファイル転送などの機能をサポート。

DLNA 強化のネットワークオーディオ再生機能「AK Connect」、動画/音楽ストリーミングサービス視聴機能「V-Link(Movie/Music)」、音楽ストリーミングアプリなどをインストールできる「Open App Service」にも対応する。

次世代型Octa-Coreプロセッサーを初搭載

音源フォーマットは、PCM 768kHz/32bit、DSD 512 ネイティブ再生をサポート。MQAフォーマットにも対応する。内蔵メモリは128GBで、最大1TBに対応するmicroSDカードスロットも備える。外形寸法は82.4W×141.1H×24.4Dmm、質量は約390g。

さらにオプション品として、ベジタブルタンニングレザーを使用した専用ケース「KANN ULTRA Case」も11月25日より発売する。カラーはネイビーとブラックの2色で、価格は19,980円(税込)。

「KANN ULTRA Case」ネイビー

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE