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4ウェイ・10ドライバー搭載のハイブリッドモデル

THIEAUDIO、カラーデザインを選択できるセミカスタムイヤホン「Monarch MKIII Custom」

公開日 2023/10/20 12:09 編集部 : 伴 修二郎
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ナイコムは、THIEAUDIO(セーオーディオ)のセミカスタムイヤホン「Monarch MKIII Custom」を10月20日(金)より発売する。価格は209,000円(税込)。

「Monarch MKIII Custom」

今年9月に国内販売が開始された4ウェイ・10ドライバー搭載のハイブリッド型イヤホン「Monarch MKIII」を、ユーザーが好みに合わせてシェルとフェースプレートのカラーデザインを組み合わせられるセミカスタムモデル。受注生産となり納期は約2ヶ月前後を想定。なお、組み合わせのパターンによっては納品期間が長くなる場合があるとしている。

ユーザーの好みに合わせてシェルとフェースプレートのカラーデザインを組み合わせられる

基本仕様はMonarch MKIIIと同様で、ドライバー構成は片側あたりダイナミックドライバー×2/BAドライバー×6/EST×2を搭載。スタジオモニターのようなトーン・シグネチャーやクリーンでナチュラルなサウンドを実現するという。

中域はそれぞれのドライバー・レンジをより良く分離する新しいチューニングを施し、解像度をより高めた。高音域も全域でよりまとまりのあるサウンドにチューニングされ、明瞭さと輪郭がより強調されたという。

4ウェイ・10ドライバー搭載のハイブリッドモデル

低域には2基の10mm複合振動板ドライバーと独自のアイソバリック・チャンバーを組み合わせた「IMPACT2」(Impact Squared)技術を採用。2基のドライバーで低域のパワーと質感を強化しつつ、アイソバリック・チャンバーが周波数と音圧を一定に保ち、質の高い低音が楽しめる。

高音域では明瞭さと輪郭をわずかに強調、最新のSonion製ESTドライバーのポテンシャルを最大限に引き出すチューニングを施し、超高音域におけるレスポンスを強化。これにより、従来モデルよりも定位や空気感の表現、全体的な解像感を向上させている。

イヤホン本体は、専任のエンジニアよって1台1台ハンドメイドで製造する。ハウジングは医療用樹脂を使用して3Dプリントで製造。安全性と耐久性に優れている。人間光学に基づいたシェル構造は長時間のリスニングでも快適に装着できるフィット感を実現。フェースプレートにはそれぞれ個別に装飾とコーティングが施されている。

イヤホン本体は専任のエンジニアよって1台1台ハンドメイドで製造

2pinコネクターによるケーブル着脱に対応、付属ケーブルとして6N OCC銀メッキ線とグラフェン銀メッキ線によるリッツケーブルを同梱する。素線を多めに配置したことで、やや肉厚で豊かなサウンドを実現するとのこと。独自開発したモジュラープラグデザイン「スマートスイッチ」は、先端部分を交換するだけで3.5mmアンバランス/2.5mmバランス/4.4mmバランスの3種類のプラグを使い分けられる。ケーブル長は約1.2m。

周波数特性は20Hz - 80kHz、インピーダンスは18Ω、感度は100dB@1kHz。本体質量は約50g(ケーブル/プラグ含む)。付属品として、シリコンイヤーピース3サイズ(S/M/L各1ペア)、フォームイヤーピース3サイズ(S/M/L各1ペア)、キャリーケースなどを同梱する。

付属品のイメージ

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