HOME > ニュース > FX-AUDIO-、192kHz/24bitのUSB入力に対応したDAコンバーター「DAC-SQ5J+」

「DAC-SQ5J」をベースに改良

FX-AUDIO-、192kHz/24bitのUSB入力に対応したDAコンバーター「DAC-SQ5J+」

公開日 2023/07/20 12:39 編集部:松永達矢
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ノースフラットジャパンは、レシーバーICの強化で最大192kHz/24bitのUSB入力に対応したFX-AUDIO-のDAコンバーター「DAC-SQ5J+」を、本日7月20日21時から発売する。価格は12,480円(税込)。カラーバリエーションとしてブラック/シルバーの2色を用意する。

「DAC-SQ5J+」

2017年発売の「DAC-SQ5J」をベースに、ICと基板設計の変更・改良を加えた上位モデルとして開発。旧モデルからの変更点として、USBレシーバーICにSAVITECH BRAVO-HD「SA9123L」を採用することで、192kHz/24bitのUSB入力に対応した。オーディオレシーバー回路もCirrus Logic「CS8416」へ刷新し、全デジタル入力において最大192kHz/24bitの信号の入力切り替えを実現させた。

「DAC-SQ5J」をベースに、基板設計の変更・改良を加えた

DACチップは前モデルから引き続きバーブラウン製「PCM1794A」を搭載する。I/V変換部およびシングルエンド変換部回路のオペアンプにTexas Instruments製「LM4562」オペアンプを採用。DACからの出力信号を左右ch各1基の「LM4562」オペアンプによりI/V変換を行い、音質劣化のほぼ無い状態で後段の「LM4562」オペアンプによりシングルエンド化させている。また、出力カップリングレスの高音質回路は維持しつつ、オペアンプ電源電圧を引き上げ回路の最適化が図られている。

ハイエンドオーディオ機に採用されている無音時出力カット機構を装備。従来モデルではリレーだった制御回路をIC制御にアップデートし、無音化を実現した。

ドイツWIMA製フィルムコンデンサ、アメリカDALE製Milスペック規格の金属皮膜抵抗器など、オーディオ専用高級パーツをおしみなく使用することで、上質で透き通るようなクリアで高解像度な音質を実現させたとアピール。フロントのEL液晶パーツは低消費電力で鮮明なモデルを採用。入力セレクト状態およびサンプリングレートを表示する。

本体背面部

デジタル入力端子はUSB Type-B、光デジタル(角型)、同軸の3系統を装備。アナログ出力端子はRCA端子を備える。外形寸法は、98W×33H×148Dmm(突起部含まず)、質量は332g。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック