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通称 “ピッドホン 2”

Hi-Unit、ピエール中野監修のワイヤレスヘッドホン「Hi-Unit 002-pnk」。7/8より予約受付開始

公開日 2023/06/26 11:00 編集部 : 伴 修二郎
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Hi-Unitは、“凛として時雨”のドラマー・ピエール中野氏が監修を行ったワイヤレスヘッドホン「Hi-Unit 002-pnk(ピッドホン2)」を、8月下旬より一般発売する。価格はオープンだが、税込39,600円前後での実売が予想される。予約受付を7月8日(土)より開始する。

「Hi-Unit 002-pnk」

また、7月8日(土)、9日(日)に秋葉原で開催されるポータブルオーディオフェスティバル「ポタフェス2023夏 秋葉原」会場のHi-Unitブース および e☆イヤホン秋葉原店にて先行試聴を実施。さらに、7月10日(月)以降も準備が整い次第、一部店舗での先行試聴を順次開始する。試聴開始については、同社ホームページで随時アナウンスされる。

「Hi-Unit 002-pnk(通称ピッドホン2)」は、ロックバンド「凛として時雨」のドラマーであり、ポータブルオーディオに造詣の深いピエール中野氏が音質をチューニングしたブランド初のオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホン。

通称 “ピッドホン 2”

40o径のダイナミック型ドライバーを採用し、ハウジングカラーはブラック。L側にはピエール中野氏の「PNK」のロゴを配した。

「PNK」のロゴを配置

デバイスとの接続や電源のON・OFFを知らせる音声ガイダンスを、同じ凛として時雨のメンバーであるTK氏(ボーカル&ギター)が担当。ピッドホン2のためだけに制作したスペシャルサウンドを採用する。

連続再生時間は最大約22時間、最大8デバイスまでのマルチペアリングに対応。充電ポートはUSB Type-C。周波数特性は20 - 20kHz、インピーダンスは32Ω。感度は93dB/mW。入力端子に3.5mmステレオミニジャックを備える。

連続再生時間は最大約22時間

Bluetoothバージョンは5.0、コーデックはSBC/AAC/APTX/APTX-HD、プロファイルはA2DP/HFP/HSP/AVRCPをサポートする。付属品として、ステレオ接続ケーブル(ステレオミニ to ステレオミニ)、専用キャリングケース、充電用USB Type-Cケーブルを同梱する。

なお、発売前の予約特典として、オリジナルデザインの限定ヘッドホンカバー「mimimamo」がプレゼントされる。現在受付中のメーカーweb会員限定予約分を含めて、先着500本が用意される。

併せてHi-Unitは本日6月26日よりブランドロゴを刷新することも発表。ピッドホン2は新しいロゴを採用した第一号モデルとなる。他製品への新ロゴの導入については、新商品の発売に応じて段階的に実施するとしている。

新ブランドロゴ

本モデル発売に際して、ピエール中野氏、TK氏からコメントが届いている。全文は以下の通り。


ピエール中野氏のコメント

ピエール中野氏

ピヤホンシリーズから新しいモデル「ピッドホン 2」が登場しました。前モデルの半開放型は室内で上質な音質を楽しむために、今回は外でも使える密閉型で迫力重視です。音楽好きやフェス、ライブ、クラブに行く多くの方にとって、本格的な音質を知ることは感動を深めるために重要なポイントです。

ピッドホン 2 はピヤホンシリーズの得意とする高い解像度と正確な定位に加え、ピエール中野独自の魂を込めたチューニングにより、ミュージシャンが現場で届けたかった音を体感できます。また、アナウンスのサウンドはピッドホン 2 専用に録音され、所有欲を満たしてくれる作品に仕上がっています。

ミュージシャンや音楽ファンの皆さんにとって、ピッドホン 2 はより深く、より感情的に音楽を楽しむためのツールとなることでしょう。ピヤホンシリーズだからこそ体験できる唯一無二の新しい世界を、ぜひ体感してみてください。

【TK 氏のコメント】

TK氏

中野くんから突然「ピッドホン2」のガイド音の依頼が届く。いくつか詳細を聴きつつ、アルバム制作の真っ只中であった僕は「じゃあ時雨の曲作りと一緒に無駄にアイスランドで録ってきやおうかな!」と、限りなく本気に近い冗談で伝えたところ「熱いね!」というまったくもってお互いがどこまで本気か分からないやりとりから、Hi-Unit 増田さんに相談したところなんと OK が出る。

最終的にはコペンハーゲンになったものの、曲作りと撮影とガイド音作りという謎のツアーが急遽決まり、ノープランで飛行機に飛び込んだ。「last aurorally」の表紙になっているジャケットは、まさにこの乗り遅れそうになった飛行機のフライトで見れたオーロラだった。この旅はすでにこの時点で 100 点を超えていたが、ほとんどのスタジオの予約が埋まっていて、当てもないまま現地に来てしまった僕は焦っていた。

焦りながら街の写真を撮り、コーヒーを飲み、家具を見ていた。焦りながら。このままスタジオに入れずに帰ることになってしまったらどうしようという焦りから、とにかくヘッドホンのことを考えている写真だけを無数に撮り溜める。「デンマークの各地で構想を重ねて(日本で)録ったガイド音」という謳い文句が出来る様に…。

そんな中、最後の最後で奇跡的に予約が取れたスタジオに 345 とマネージャーで乗り込む。スタジオのストラトギターとデラックスリバーブで様々な構成を録音し、後で日本でエディットが出来る様にたくさんの素材を持って帰る。この時に同時に作っていたのが「Super Sonic Aurorally」で、この旅は想像もしない景色を見せてくれることとなった。

まだ出来上がりは聴いてないのですが、ヘッドホンのことを考えてる写真を使うことがなくて安心しています。ちなみにコペンハーゲンで最初に完成させた、メインである着信音用ガイド音はシステムの関係上搭載されなかった。「それ、搭載されないんかい!」この奇跡には続きがあるのかもしれない。

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