HOME > ニュース > Meze Audio、旗艦平面駆動ヘッドホンに“アール・ヌーヴォー”特別デザインを施した「Elite Epoque」

日本では9台限定

Meze Audio、旗艦平面駆動ヘッドホンに“アール・ヌーヴォー”特別デザインを施した「Elite Epoque」

2023/03/31 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
完実電気は、同社が取り扱うMeze Audioブランドより、美術の「アール・ヌーヴォー・ムーブメント」をモチーフにした世界100台限定生産ヘッドホン「Elite Epoque」を4月3日に発売する。価格は748,000円(税込)。日本では限定9台での展開で、e☆イヤホンおよびフジヤエービックにて販売する。

Elite Epoque

フラグシップ平面磁界駆動型ヘッドホン「Elite」をベースに、特別デザインを施したモデル。上記のとおり美術の「アール・ヌーヴォー・ムーブメント」をモチーフにしている。

特別デザインを採用

19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動で「新しい芸術」を意味するアール・ヌーヴォー・ムーブメント。この藝術運動期の建築や、絵画、デザインをモチーフにし、グレイフィニッシュで彩ったという。

ドライバーには、Eliteのために開発したRinaro社製カスタムドライバー「MZ3SE」を搭載。75gとドライバーをさらに軽量化し、112kHzまでの周波数再生を可能にした。

また、同ドライバーでは「Rinaro Parus」と呼ばれる革新的な軽量振動板を採用。極薄の半結晶ポリマーフィルムを、新規開発のシーケンシャルバイアクシャルテクノロジーによって加工している。ポリマーフィルムを水平方向に加工することで、抜群の強度と剛性、安定性を備えた振動板の開発に成功したのだという。

そして、振動板内に異なる音域の2つのボイスコイルを配置した等磁力ハイブリッドデュアルコイルドライバーを採用。従来の平面磁界タイプでは実現不能であった中高域が効率良く振動するため、鮮明な高域を再生するとアピールしている。

イヤーパッドは、Eliteのために開発された、レザーとアルカンターラの長所が融合したというハイブリッド素材のものと、アルカンターラ素材のものという2種類を同梱。試聴環境や音質の好みに合わせて選択できるようにしている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック