Campfire Audio、ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「Orbit」。カスタムLCPダイナミックドライバー搭載

ミックスウェーブは、Campfire Audioブランド初となる完全ワイヤレスイヤホン「Orbit」を3月3日（金）より発売する。価格はオープンだが、税込35,910円前後での実売が予想される。

ハイエンドの有線イヤホンを中心に展開するCampfire Audioから、ブランド初の完全ワイヤレスイヤホンが登場。2年以上の歳月をかけ開発したモデルで、先日開催された「冬のヘッドフォン祭mini2023」でも参考出展され、この度正式な発売が決定した。

サウンドは、有線イヤホンで手掛けてきたのとまったく同じアプローチでデザインする。DSPなどのデジタル処理を使用せず、初めに有線イヤホンとしてサウンドを構築し、後からワイヤレスモジュールを追加する工程を採用する。

Φ10mmのカスタムLCPダイヤフラム ダイナミック型ドライバーを搭載。ワイヤレスイヤホンに適した音響特性を備える軽量/高剛性のLCPダイヤフラムを採用し、ドライバーのレスポンスと応答性の早さを確保したという。ブランドの哲学とする「Less is more」の考えのもと、利便性は維持しながら、音に影響するような機能は搭載しないシンプル設計を貫く。

デザインはファッションの一部としても機能するような日常使いをイメージ。ポケットに収まるコンパクトサイズで携帯性にも優れる。連続再生時間はイヤホン単体で8.5時間、専用ケースと併用で30時間、ワイヤレス充電もサポートする。

高品質な通話用マイクも片耳2基ずつ内蔵する。第8世代のQualcomm cVcエコーキャンセリング仕様で、環境音や街路の騒音といったノイズを大幅に抑制してクリアな音声通話を実現する。専用アプリ「Campfire Audio」に対応し、タッチコントロールの調整や7バンドEQによる音質コントロール、Campfire Audio作成の音質プリセットの選択など各種設定やカスタマイズが行える。

IPX5規格の防滴・防水性能に準拠。Bluetoothバージョンは5.2、コーデックはSBC/AAC/aptX Adaptivewをサポートする。周波数特性は5Hz - 20kHz。付属品として、USB Type-C to USB Type-Cケーブル、イヤーチップ（シリコン/フォーム）などを同梱する。