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税込90,000円前後

iBasso、バイオセルロース・ダイヤフラム採用のオープン型ヘッドホン「SR3」

公開日 2023/02/10 11:00 編集部 : 伴 修二郎
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MUSINは、iBasso Audioのオープン型ヘッドホン「SR3」を2月17日より発売する。価格はオープンだが、税込90,000円前後での実売が予想される。

「SR3」

「SR3」は、オープンエアーダイナミック型ヘッドホン「SRシリーズ」の第3世代にあたる新モデル。高品質な音楽体験を求めるオーディオファンのニーズに応えるため、新たに「バイオセルロース・ダイヤフラム」「シリコン・サスペンション」「テスラ マグネティックデザイン」など同ブランドの技術を踏襲し、さらなる音楽体験の向上を追求した。

同ブランドの技術を多数く踏襲する

カーボンファイバーを配合したバイオセルロースダイヤフラムを採用することで、高音域はより透明度が高く、中音域はリアリティのある響きを実現。高い解像度を誇り、オーケストラなどレイヤーの多い楽曲でも破綻することなく忠実に描写するとアピールする。

外観イメージ

ダイヤフラムをマウントするエッジパーツには、液体シリコンを採用した「シリコン・サスペンション」を搭載。一般的なポリエステル素材よりもダイヤフラムを均一に振動させることで、広いダイナミックレンジと高いレスポンス性能をもたらし、よりクリアでパワフルな低音域と忠実な音像定位を再現する。

磁気回路には「テスラ磁気回路」を採用。通常のヘッドホンを優に超える強力な磁束によってダイヤフラムをよりパワフルに駆動し、ダイヤフラムの性能を余すことなく引き出す。この磁気回路とダイヤフラムの組み合わせによりダイヤフラム一体を均一に駆動させることで、共振や歪みの発生を抑制してノイズレスでクリーンなサウンドを届けることができるという。

150Ωの高インピーダンス設計により、オーディオプレーヤーなどで発生するオーディオソースのバックグラウンドノイズの影響を大幅に低減し、デスクトップアンプに接続する際も低歪みで動作する。CCAWボイスコイルを採用して内部のボイスコイル線の密度を高め、振動系の慣性を小さくすることで、繊細で瞬発力が要求される音源に対する応答性を改善し、サウンドのディテールも向上したという。

4.4mmバランス対応のヘッドホンケーブルを標準で付属し、4.4mmバランス接続対応のオーディオプレーヤーやDAC/AMPとの接続が可能。ケーブルコネクターには3.5oプラグを採用した着脱式を装備し、簡単に取り外しや交換ができる。ケーブルには6N単結晶銅導体を採用する。

3.5oプラグを採用した交換可能なケーブル コネクターを採用

4.4mmバランス対応のヘッドホンケーブルを標準付属

4.4mm - 6.35mm変換アタプターも付属しており、デスクトップオーディオからポータブルオーディオまで幅広い互換性を備えている。再生周波数帯域は3Hz - 40kHz、インピーダンスは150Ω、感度は106dB at 1kHz。定格出力は50mW。コード長は160cm、質量は395g(ヘッドホン本体のみ)。

付属品として、4.4mmバランスヘッドホンケーブル、4.4mm to 6.3mm変換アダプタ、スペアイヤーパッド×2、ヘッドホンケースなどを同梱する。

付属品イメージ

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