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無料コンテンツも用意

Apple、米国プロサッカー見放題サブスク「MLS Season Pass」

公開日 2023/02/01 21:00 編集部:小野佳希
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アップルは、アメリカのプロサッカーリーグ「メジャーリーグサッカー(MLS)」の試合が定額見放題になるサブスクリプションサービス「MLS Season Pass」を発表。2月25日からのシーズン開幕に先立ち、本日より無料コンテンツの提供を開始した。

MLS Season Pass

MLSレギュラーシーズンの全試合、Audi MLSカッププレーオフの全試合、リーグカップのライブ中継などを展開。2,300円の月額プランと、15,000円のシーズンプランを用意し、Apple TV+のサブスクリプション登録者は、月額2,000円、1シーズン12,000円の特別価格で利用できる。また、Apple TVアプリケーションから1ヶ月間の無料視聴体験も用意している。

MLSの試合をライブ配信

Apple TVアプリを使うことで、iPhoneやMacといったApple製デバイスはもちろん、スマートテレビや各種ストリーミング端末、ゲーム機やセットトップボックスなどからも視聴可能。ウェブブラウザ経由でも視聴できる。

試合プレビューやハイライトなど、試合の生中継以外にも様々なコンテンツを用意。すべての試合に英語とスペイン語のアナウンサーによる実況中継が付き、カナダのチームが関わるすべての試合はフランス語でも実況される。日本語での実況や字幕が提供されるかは未定だという。

なお、iOS 16ではiPhone、iPad、Apple TVのApple TVアプリケーションに新しい「My Sports」セクションを導入し、ユーザーがお気に入りのクラブ、チーム、リーグを簡単にフォローできるようになった(※一部地域は対象外)。MLSの好きなクラブをフォローして、次の試合前に通知を受け取ったり、リアルタイムでスコアを追ったりできるほか、Apple Newsからパーソナライズされたリアルタイムのスポーツニュースを受け取ることもできる。また、Apple TVアプリではそのクラブの試合が「次に観る」リストに自動的に表示されるようになる。

これらに関連して、Apple Musicでは、クラブの文化を表現した曲やアーティストを特集したクラブ監修のプレイリストと、MLSにインスピレーションを得たプレイリストも公開。シーズンを通してさらに多くの音楽コンテンツが登場予定だという。

MLSは、アメリカとカナダから各チームが参加しているプロサッカーリーグ。マンチェスターユナイテッドなど欧州5大リーグのクラブでも活躍したハビエル・エルナンデスがロサンゼルス・ギャラクシーに所属していたり、かつては自身もMLSでプレーした経験のある元イングランド代表のデビッド・ベッカム氏が会長を務めるインテル・マイアミFCといったチームもある。

アップルとMLSでは昨年6月にパートナーシップを締結しており、今回のMLS Season Passはそのパートナーシップが具体的な形になった格好。「MLSは急成長しているリーグであり、この15年間でリーグ規模は倍になった」とのことで、「2026年に開催されるワールドカップ(アメリカ・カナダ・メキシコの3ヶ国共催)まで成長は続くだろう」としている。

今シーズンは現地時間2月25日開幕で、前述のように、開幕に先立って無料コンテンツの提供を開始。2023年の選手プロフィール、2022年シーズンのリーグとクラブのベストハイライト、クラシックマッチ全試合のリプレイ、ドキュメンタリー形式の短い映像などを視聴できるようにしている。

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