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独自処理“ダーウィン・アーキテクチャー”採用

HiBy、R2R-DAC採用のコンパクトDAP「RS2」。デュアルmicroSDスロット搭載

公開日 2022/09/12 17:13 編集部:押野 由宇
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飯田ピアノは、同社が取り扱うHiByブランドの新DAP「HiBy RS2」を、9月23日に発売する。予約は9月16日より受付開始。価格はオープンだが、税込77,000円前後での実売が予想される。

「HiBy RS2」

HiByが展開する「RSシリーズ」のエントリーモデルに位置づけられるDAP。シリーズの特徴である、従来のR2R方式の回路設計をベースに独自開発したというデジタル信号処理「ダーウィン・アーキテクチャー」を踏襲。リニアFIRフィルターやオーバーサンプリング/ノンオーバーサンプリング(NOS)の切り替えといった高度な機能を搭載する。

出力段ではOPA1652とOPA1612の2段重ねによるローパスフィルターを用いており、アンプ部にはOPA1622アンプチップを2個搭載。独立した4チャンネルのカレントモード・ヘッドホンアンプ、高品質デジタルボリュームコントローラーNJW1195Aとの組み合わせで、忠実な出力と高精度な制御を実現したとアピールしている。

Linuxベースの独自OS「HiBy OS」を採用してシステムレベルからオーディオ処理を最適化するとともに、ワイヤレス機能を非搭載とすることで、コンパクトながら高い音楽再生能力を実現。加えて、本機に合わせてユーザーインターフェースが一新され、直感的な操作が行えるシンプルなメニュー構成を採用したとする。

ユーザーインターフェースはグリーンとゴールドを基調としたシンプルなデザインに

対応フォーマットはPCM 384kHz、DSD256まで。クロックは45.158MHz/49.152MHzのデュアル水晶発振器で、位相ノイズやジッターを-140dBc/Hz(1kHzオフセット)まで低減するという。

出力端子として、4.4mmバランス、3.5mmステレオ、3.5mmラインを各1系統装備する。さらにUSB-C経由でのデジタル入出力に対応し、R2R方式の外付けDACとして使用することができる。

2.45インチのディスプレイはタッチスクリーンとなっており、ダブルタップによる起動に対応する。頻繁に触れるボリュームノブにはダイヤモンドカットを施した。外部ストレージスロットとして2枚のマイクロSDカードが挿入でき、1スロットにつき最大2TB、合わせて最大4TBまでのストレージに対応する。

バッテリー容量は3,500mAhで、最大10時間の連続再生(画面OFF時 44.1kHz/16bit WAV音源ループ再生時)、最大40日間のスタンバイが行える。ボディ素材はアルミニウム合金を使用。外形寸法は90.3×64.8×18.8mm、質量は158g。

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