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WOWOW取締役会にて決定

「アクトビラ」が解散へ。事業環境の変化などにより収益振るわず

2022/08/29 編集部:成藤 正宣
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WOWOWは、2022年8月26日に開催した取締役会において、同社子会社であるアクトビラの解散を決定したことを発表した。8月31日に開催する臨時株主総会にて解散決議を行った後、12月に清算結了を予定する。

「アクトビラ」の解散が発表

WOWOWによれば、2017年3月にアクトビラを子会社とした後、ハイブリッドキャスト(放送通信連携の標準技術)を活用した4K及び2K配信サービスなど、デジタルテレビを中心とする映像配信プラットフォーム事業を展開してきたものの、「事業環境の変化等により、当初想定したほど収益に結びつかず、その回復が見込めない」と判断。この度の解散を決定したとしている。

アクトビラは、2006年にパナソニック/ソニーグループ/シャープ/東芝/日立の共同出資により「テレビポータルサービス(株)」として結成され、2007年2月よりテレビポータルサービス「アクトビラ」をスタート。VODなどの動画コンテンツ配信を行ってきた。

WOWOWの子会社となった後も、WOWOWオンデマンドなどのおすすめコンテンツを紹介するポータルサービス「Chips!TV」などを提供していたが、今年3月には同サービスを終了するなど事業を縮小していた。

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