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コンテンツ制作の障壁を取り去り、手軽な体験を提案

プロジェクターでの空間演出の新たな楽しみ方、エプソンが西洋絵画の作品をデジタルコンテンツとして提供

2022/07/07 PHILEWEBビジネス 徳田ゆかり
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エプソン販売(株)(以下エプソン)は、西洋絵画の巨匠であるゴッホ、モネ、ルノワールの代表的な絵画作品を、プロジェクターによる映像演出として利用できるデジタルコンテンツデータの提供を、2022年6月17日(金)より開始した。著名な画家の絵画作品をデジタルコンテンツとして表現するプロジェクト「Art+(アートプラス)」を推進する(株)シムディレクトとの協業によるもの。

西洋絵画のデジタルコンテンツデータをプロジェクターで楽しむ

デジタルコンテンツは、「プロジェクターご購入者様向け無料動画コンテンツ」のページからダウンロードでき、プロジェクターで出力することで、投影する場所を選ばず、また絵画の大きさを変えたり、動きを加えたりと、絵画鑑賞の常識を超えた演出ができる。有名な巨匠の名画を手軽かつ斬新な方法で楽しめ、プロジェクター体験の新たな提案につながる。

ゴッホの「ひまわり」など著名な絵画作品をコンテンツに

本件は、エプソンの事業領域・ビジュアルイノベーションで展開するプロジェクターを用いた新提案のひとつ。光による空間演出やアートへの展開で、新たなプロジェクター体験を広げていく取り組みの一環である。一例として、東京・青山のレストラン「Casita青山店」にて2018年から、エプソンのライティングモデルプロジェクターを用いたプロジェクションマッピングによる演出が行なわれている。

「Casita青山店」で提供しているひまわりのイメージの一皿

「Casita青山店」に設置されているエプソンのライティングモデルプロジェクター「EV-105」

同店では、壁面に設置されたA2サイズの額縁の中で、人物が楽器を弾いたり、色とりどりの花が咲いたりといったプロジェクションマッピングの演出で好評を博してきた。商業施設から同様の演出を希望する声も上がるものの、コンテンツ制作の工数負荷や制作コストが障壁の一つになっていたといい、このたびのデジタルコンテンツデータ提供の実現により、プロジェクターを用いた演出事例のさらなる広がりが期待される。

「Casita青山店」の店内イメージ

その「Casita青山店」ではすでに6月17日より、このたび提供されたデジタルコンテンツをベースにした新たなオリジナルの空間演出が開始されている。コンテンツのイメージに合わせたコンセプトでの料理を提供するなど、さまざまな工夫を凝らす。

ルノワールの絵画のコンテンツ


「名だたる画家の作品ということもあり、幅広い層の方々にお楽しみいただいております。絵画の変化する過程の中で、あらためてその作品の奥深さを感じることができますので、是非お料理とあわせて五感で楽しんでいってください」と語るのは、同店店長の高橋健人氏。

絵画の中から花がこぼれ出るオリジナル演出も

プロジェクターの用途は企業の会議室や、文教の教室が主な舞台となるが、コロナ禍でその場が激減、メーカーにとっては新たな場面の開拓が必要とされる。エプソンによる空間演出の提案と、その実現の障壁を取り払うコンテンツ提供の取り組みは、プロジェクターによる感動体験を広げる新たなコト提案として今後の広がりが期待される。

コンテンツは専用のタブレットでコントロール

なお、このたび提供されているデジタルコンテンツは、(株)シムディレクトの手で演出を加えることもできる。詳細は、コンテンツのダウンロードページを参照のこと。

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