新規開発のMZ4ドライバーを搭載

Meze Audio、ブランド初の密閉型平面磁界ヘッドホン「LIRIC」

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編集部:松永達矢
2021年11月25日
完実電気は、同社が取り扱うMeze Audioより、ブランド初の密閉型平面磁界ヘッドホン「LIRIC」を12月10日(金)より発売する。価格はオープンだが、税込264,000円前後での実売が予想される。

「LIRIC」

世界初の等磁力ハイブリッドデュアルコイルドライバー搭載ヘッドホン「Empyrean」や、開放型平面磁界ヘッドホン「Elite」同様Rinaro Isodynamics社(以下Rinaro社)と共同開発された、ブランド初の密閉型平面磁界ヘッドホン。同社は「ポータブルでありながら、ハイエンドオーディオを楽しめる」モデルだとしている。

精巧で先進的な平面磁気テクノロジーをポータブル仕様に、可動域をスケールダウンしたRinaro社製MZ4ドライバーを新規開発。同ドライバーには密閉型ヘッドホンの課題となる位相歪みの問題を最小限に抑え、クリアなサウンドを生み出し開放型のような音の広がりを実現するという「Phase-X」システムが採用される。

加えて従来モデルにも搭載されていた、同じ振動板内に異なる音域の2つのボイスコイルを配置する「デュアルコイル」技術を採用。これにより従来の平面磁界タイプでは実現不能であった中高域帯の効率良い振動を行い、鮮明な高域を再生できるとのこと。振動板の素材には独自の加工方法から生み出した、軽量で剛性な熱安定化ポリマーを採用しているとのこと。

ハウジング上にはイヤーカップ内部の圧力を調整する空気孔「PRESSURE EQUALIZATION SYSTEM(圧力標準化システム)」を設置。エアフローを適切に制御し、ハウジング内の圧力を改善することで、密閉型ではこれまで体験したことのない自然なサウンドを提供すると同社は説明している。

イヤーカップ内部の圧力を調整する空気孔「PRESSURE EQUALIZATION SYSTEM(圧力標準化システム)」を設置

デザインは人間工学に基づき、角度のある卵型の形状を採用。不必要な圧力や重さを頭にかけることなく、心地の良いフィッティングと優れた遮音性を実現するという。また、ハウジングには軽量のマグネシウムスケルトンを採用しており、フレキシブルでありながら衝撃に強い設計になっているという。プラグは3.5mmステレオミニを搭載する。

豊富な付属品を同梱する

周波数帯域は4Hz - 92kHz、インピーダンスは30Ω、通常感度は100dB(1mW/1kHz)、最大感度は130dB、歪み率は0.15%未満。本体質量は約390g。付属品としてキャリングケース、1.5mTPEケーブル、3mTPEケーブル、標準変換プラグ、航空機内用アダプターを同梱する。

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