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ゴジラや七人の侍を撮影したスタジオ

Netflix、東宝スタジオを長期貸借し実写作品を制作。日本発のコンテンツ強化

公開日 2021/03/18 09:00 PHILE WEB編集部
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Netflixは、東京都世田谷区成城にある「東宝スタジオ」内のスタジオ2棟や一部関連施設を、複数年にわたって貸借することを発表した。同スタジオで、オリジナル実写作品の制作を行っていく。

Netflixが日本で制作スタジオを賃借し、長期的な制作拠点を設けるのは今回が初めて。

東宝スタジオは、1932年に開業した国内最大規模の撮影スタジオで、『七人の侍』や『ゴジラ』シリーズなどが撮影されたことでも知られる。

東宝スタジオ

Netflixが借りるのは、東宝スタジオ内のNo.7ステージ(957m2)、No.10ステージ(658m2)、アクターズセンター2室、プロダクションセンター1室となる。

Netflixは、長編映画の『彼女』(4月15日配信予定)や『全裸監督』シーズン2、『ボクたちはみんな大人になれなかった』『浅草キッド』などの実写作品の配信を控えている。今回のスタジオ貸借により、2021年以降、日本に制作拠点を据え、作品づくりの体制をさらに強化する。

Netflix プロダクション・マネジメント部門の小沢禎二氏は今回の取り組みについて、「数年前、Netflixがグローバルスタジオとしての機能を強化しはじめた頃には想像し難かった夢の実現であり、国内での作品づくりを大きく前進させる」とコメントしている。

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