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FPGAテクノロジーを採用

Shanling、「ES9219C」2基搭載のポータブルプレーヤー「M3X」

2021/03/17 編集部:平山洸太
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MUSINは、同社が取り扱うShanlingのオーディオプレーヤー「M3X」を3月26日に発売する。価格はオープンだが、おおよそ4万円前後での実売が予想される。

「M3X」

ハイエンドモデルで培われた技術とESS社製最新DACチップ「ES9219C」により、最大23時間のバッテリーライフと上位機種と同等以上のサウンドクオリティを実現したというオーディオプレーヤー。

ES9219C×2のデュアルDACとなり、最大384kHz/32bitまでのPCM、最大11.2MHzまでのDSD再生をサポート。MQAファイルのフルデコードにも対応する。

音響回路にはAVX社製のタンタルコンデンサを搭載。また、ハイクラスなモデルで採用するFPGAテクノロジーを採用している。KDS社製の「低位相雑音水晶発振器」を2基(45.1584MHz/49.152MHz)搭載する。

手に持った様子

Androidのバージョンは7.1。SoCにSnapdragon430を搭載し、RAMは2GB、ストレージは32GBとなる。最大2TBまでのMicroSDカードにも対応する。

Bluetoothの送受信が可能で、送信時の対応コーデックはLDAC/LHDC/aptX HD/SBC、受信時の対応コーデックはLDAC/SBC。Bluetoothのバージョンは4.2となる。

出力端子には3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスを用意する。ハイゲインでバランス出力をした場合、240mW(32Ω負荷時)の出力に対応する。USB-DAC機能も備える。

3.5mmシングルエンド/4.4mmバランスを用意

3,200mAhのバッテリーを搭載し、デュアルDAC動作で最大20時間、バランス動作で最大19時間の再生が可能。シングルDAC動作時は最大23時間の使用が行える。また、Bluetooth送信時は最大46時間となる。

筐体は比率を3:2とすることで、持ちやすさや操作性に配慮。シャープ製の4.2インチ/720Pディスプレイを搭載する。外形寸法は109×15.9×72mmで、質量は168g。

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