HOME > ニュース > ボーズ、睡眠サポートイヤホン「Bose Sleepbuds II」。ノイズ低減機能を改善、ストレス緩和にも注力

検証で約8割が効果実感

ボーズ、睡眠サポートイヤホン「Bose Sleepbuds II」。ノイズ低減機能を改善、ストレス緩和にも注力

2020/10/08 編集部:川田菜月
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ボーズは、睡眠をサポートするウェアラブルデバイス「Bose Sleepbuds II」を発表。10月29日発売予定で、本日10月8日から事前予約を開始。価格は30,000円(税抜)。

「Bose Sleepbuds II」

Sleepbuds IIは、睡眠サポートに特化したiOS/Android両対応の小型ノイズマスキングイヤープラグ。同社は2018年に従来モデル「Bose noise-masking sleepbuds」を発売しており、同年不具合により販売終了となっていたが、本モデルでは新たな音響・電子設計を採用することで安定を図り、「一層効果的な優れたノイズマスキング機能を搭載する」とのこと。

睡眠サポートに特化した小型ノイズマスキングイヤープラグがアップグレードした新登場

左右独立した完全ワイヤレスイヤホンのようなデザインで、ノイズマスキング機能に加えて、35種類以上のヒーリングコンテンツや新開発した独自イヤーチップなどの組み合わせにより、いびきや騒音など周囲から耳に入ってくる聴覚的なストレスを防ぎ、快適な睡眠を提供するとしている。

同社は今回、米コロラド大学アンシュッツメディカルキャンパスおよび同大学医療組織ケアイノベーションセンターと提携し、ボーズの睡眠テクノロジーの影響に関する臨床研究を実施。Sleepbuds IIを使用した被験者のおよそ8割ほどが、入眠時の効果や睡眠維持、質の改善がみられたという。

Sleepbuds IIは無料の専用アプリ「Bose Sleep App」と組み合わせて使用するかたち。「あらゆる睡眠の妨げに対応するために緻密に設計・開発」したという本アプリでは、アラーム機能や音量変更、3カテゴリーからなるサウンドコンテンツのコントロール、アップデートなどが行える。

騒音の周波数に合わせたノイズマスキング用の14種類のヒーリングサウンドのほか、ストレスや緊張から生じる睡眠の妨げに対応するリラクゼーションサウンドとして、田舎道や浜辺など自然の風景を連想させる15種類の「Naturescapes」、“雲がゆるやかに漂う空などをイメージさせる” という10種類の「Tranquilities」も用意。リラックス効果やストレスや緊張の緩和を促すとしている。

また、新たなトランスデューサーによって再生することで、これまで以上に不快なノイズを効果的にカバーし、心地よいサウンドでマスキングするとしている。

内部構造のイメージ

イヤープラグは片側わずか6.35mmの厚さで、横向きに寝た時や枕に頭をのせた際の摩擦を軽減。また新たなアンチフリクションコーティングで各筐体を覆うことで、寝具などの布地の接触により生じるタッチノイズを防ぐとしている。

スマートフォンやタブレットなどデバイスとの接続では、エッチング加工されたアンテナを搭載し、Bluetooth Low Energyを使用することで安定した接続を可能にするとのこと。

筐体内部にはニッケル・水素充電池を搭載、連続10時間使用できるバッテリー駆動を可能にした。さらにアプリ内のライブラリから最大10個のサウンドファイルを保存できる極小回路基板も搭載している。

新しい均圧設計による柔らかいイヤーチップを3サイズ同梱し、ノイズを物理的に防止。通常のイヤホンに用いられるイヤーチップとは異なり、素材や形状、デザインなど全てにおいて睡眠時の使用に最適化した設計とし、快適にフィットするとのこと。

アルマイト加工を施したアルミ製の充電ケースを付属。最大30時間分の充電が可能。本体はIPX4の防滴・防汗性能を装備する。

充電ケース

イヤープラグ本体を収納、最大30時間分充電できる

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE