mui Labとワコムのコラボ展示などをレポート

<CES>エアロネクストの次世代ドローン『空飛ぶゴンドラ』/「柱に印で背比べ」がスマート技術で進化

編集部:小野佳希
2020年01月06日
AV機器や白物家電などあらゆる分野のメーカーが集う国際イベント「CES(Consumer Electronics Show)2020」。前夜祭的イベント「CES Unveiled」が開催された。日本からもいくつかのブランドが出展しており、本稿ではエアロネクストの新コンセプトエアモビリティ『空飛ぶゴンドラ』、mui Labとワコムがコラボレーションした「柱の記憶」の展示をレポートする。

次世代ドローンの開発に取り組むエアロネクストは、人を乗せた観覧車のゴンゴラがそのまま空を飛ぶような『空飛ぶゴンドラ』のコンセプトを紹介。同社独自の重心制御技術「VTOL」(Vertical Take-Off and Landing Aircraft:垂直離着陸機)を用いた「ティルトボディ」によって、主翼・プロペラ・モーター・アーム部が、人の乗るキャビン部と分離した構造を採用。これにより、キャビンを地面に対して水平に保ったまま、ボディそのものが傾斜することで、飛行姿勢の安定性を保ち、安全性と快適性を両立できるという。

エアロネクストの『空飛ぶゴンドラ』

リラックスして同乗者とのコミュニケーションを楽しめるほか、乗降位置が低く、スカートやハイヒールでも乗り込みやすいなどと同社はアピール。ブースでは、『空飛ぶゴンドラ』コンセプトを体現した原理試作1号機「Next MOBILITY」の3分の1サイズモデルを展示していた。

mui Labは、家具のようにインテリアに馴染むようシンプルなデザインにした木製のスマートホームデバイス用インターフェース「mui 1st edition」を出展。同製品を発展させたようなコンセプチュアルモデル「柱の記憶」も参考展示している。

mui Lab「mui 1st edition」

両製品とも木材とIoT技術を組み合わせたもので、木材を透過してLEDで文字が表示されるタッチディスプレイを搭載。「mui 1st edition」は各種家電の操作を本機に集約させたり天気予報、テキスト/音声メッセージの送受信などが行える。Kickstarterでのクラウドファンディング成功を経て、2019年に開発者版を出荷、2020年1月29日に市場出荷予定。

mui Lab「柱の記憶」

「柱の記憶」は、スタイラスペンで手書きができる木製の柱。家の柱に子供の成長をペンで記録する行為に着目したコンセプチュアルモデルで、柱に手書きで線を引いた際の身長データを別筐体のサーバーに保存できる。さらに、サーバー部表面も手書き入力が可能で、こちらに描いた文字や絵を柱のほうに表示させるなどといったことができる。

関連記事