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USBオーディオインターフェース機能を新搭載

TASCAM、インターネット配信にも利用できるハイレゾ対応PCMレコーダー「DR-40X」など3機種

公開日 2019/01/24 17:56 編集部:小澤貴信
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ティアックは、TASCAM(タスカム)ブランドのリニアPCMレコーダー「DRシリーズ」をリニューアル。「DR-Xシリーズ」として3機種を2月上旬より発売する。

DR-40X ¥OPEN(予想実売価格21,000円前後)

DR-40X

DR-07X ¥OPEN(予想実売価格15,000円前後)

DR-07X

DR-05X ¥OPEN(予想実売価格13,000円前後)

DR-05X

2008年からマイク/レコーダー 一体型のリニアPCMレコーダーを展開してきたタスカム。今回登場する3製品は、いずれも「DR-05」「DR-07MKII」「DR-40」をリニューアルしたモデルで、大幅な機能強化を行ったとする。

大きな特徴として、新たに全モデルで2入力/2出力のUSBオーディオインターフェース機能を搭載。インターネット配信やポッドキャストの収録などにも利用できるとアピールしている。なお、USB接続はMac/Windowsに対応する。

高音質ステレオマイク搭載のUSBマイクとしても機能。iOS機器のインターフェースとしても使用できる。iPhoneでの動画撮影に加えて、内蔵のリバーブエフェクトを併用すれば、インターネット配信での弾き語りやカラオケでの高音質マイクとして活用できるとのこと。

録音クオリティは3機種共に最大96kHz/24bit(WAV)に対応。MP3での録音も可能だ。

DR-07XとDR-40Xについては、「A/B」および「X/Y」方式の切り替えが可能な可動式ステレオコンデンサーマイクを引き続き搭載する。

加えてDR-40Xはデュアルレベルレコーディング、非破壊オーバーダビングなどにも対応した4トラックモードを搭載。また、+4dBuラインレベル、+48Vファントム供給に対応したロック付きXLR/TRS入力を搭載しており、PA/SRコンソールや外部コンデンサーマイクの接続が可能だ。M-Sステレオマイクが使用できるMSデコード機能も備える。

DR-07Xは、外部ステレオマイク(プラグインパワー対応)が使用できるステレオミニMIC/EXT IN端子を備える。

DR-05Xは無指向性ステレオマイクを搭載しており、より手軽にステレオ録音が行えるというモデル。こちらもDR-07X同様のステレオミニMIC/EXT IN端子を搭載する。

文字起こし再生モードも全機種で新搭載。人の声に特化したEQプリセットでより明瞭な声の再生ができるほか、ジャンプバック再生機能により瞬時に録音ファイルを再生することも可能。文字起こしの際に多用する早戻し、再生の繰り返しをより手軽に行うことができると紹介している。

カセットレコーダーのように録音できるオーバーライト(上書き)録音機能により、失敗したテイクを残さずに、録音を進めることも可能。オーバーライト録音機能は1回のUndoが可能なため、前テイクを残したい場合はすぐに元に戻すことができる。

DR-100MKIIIにも搭載された白色バックライト LCDディスプレイを3機種で採用。特に屋外での視認性を大幅に向上させた。

microSDXCカード(DR-40XはSDXCカード)は最大128GBまで対応。最長で37日間(320kHz/MP3)といった長時間録音も行える。日本語を含む10か国語のメニュー表示にも対応する。

DR-40Xは単3形電池3本、またはパソコンからのUSBバスパワー、専用ACアダプター(別売)で駆動。外形寸法は70W×155H×35Dmm、質量は213g。

DR-07Xは単3形電池2本、またはパソコンからのUSBバスパワー、専用ACアダプター(別売)で駆動。外形寸法は68W×158H×26Dmm、質量は127g。

DR-05Xは単3形電池3本、またはパソコンからのUSBバスパワー、専用ACアダプター(別売)で駆動。外形寸法は61W×141H×26Dmm、質量は116g。

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