ULTRASONEは「Jubilee 25 Edition」をデモ

<ポタ研>Astell&Kern、L1000向けの小型スピーカー「ACRO S1000」/ゼンハイザー「HD 600」歴代モデルを聴き比べ

編集部:成藤正宣
2018年02月10日
本日2月10日、東京・中野で開催されたオーディオイベント「ポタ研2018冬」。本記事では、アユート/ゼンハイザー/タイムロード/くみたてLab/サトレックス/ジェイフォニック/音茶楽/オヤイデ電気/ORB/Just ear/コンチネンタルファーイーストの各ブースの模様をお伝えする。

Astell&KernはL1000とマッチする小型スピーカー「ACRO S1000」を披露

アユートは、Astell&Kernのデスクトップ向けアンプ「ACRO L1000」との組み合わせを想定してデザインされたスピーカースピーカー「ACRO S1000」を参考出展した。

非常にコンパクトなデスクトップオーディオを構築できる「ACRO S1000」

ACRO L1000と同様ミニマルデザインのアルミニウム筐体を採用。デスクトップに気軽に設置できる小型サイズで、2ウェイ・バスレフ構成となっている。日本での取り扱い時期などについては、後日正式に発表するとのこと。

ヘッドホンアンプのみならず、CDドライブのブラインドテストまで

また会場では、beyerdynamicとAstell&Kernのコラボヘッドホンを使い、CHORD「HUGO 2」と「ACRO L1000」と目隠しで聴き分けるブラインドテスト、さらにAstell&KernのDAP用CDドライブ「AK CD-RIPPER」「AK CD-RIPPER MKII」でそれぞれでリッピングした音源を聴き分けるブラインドテストを実施。見事聴き分けた参加者に景品を贈るチャレンジイベントを開催した。2回に分けて開催され、どちらも定員に達する盛況となっていた。

ゼンハイザーはHD 600シリーズ歴代モデルの聴き比べを実施

ゼンハイザーは、ハイエンドイヤホン「IE 800 S」やヘッドホン「HD660 S」、Bluetoothイヤホン「Momentum free」など、同社の最新&人気製品を出展。ヘッドホンアンプ「HDV820」などと組み合わせ、製品をゆっくりと聴き比べられる空間を提供していた。

ハイエンドだけでなく、カジュアルなBluetoothイヤホンにも力を入れている

また、ブースには長年にわたって高い人気を誇ってきた開放型ヘッドホン「HD600シリーズ」が一堂に会しており、「HD600」「HD650」「HD660 S」という歴代シリーズの聴き比べができる環境も用意。4.4mmバランスケーブルを使ったバランス駆動も試すことができた

HD600シリーズのヘッドホン3台を聴き比べられる

■ULTRASONE「Jubilee 25 Edition」「Edition 15」などが登場

タイムロードはULTRASONEブランドのヘッドホンを中心に出展。販売見送りから1年を経て受注生産品として復活した密閉型ヘッドホンのハイエンド機「Jubilee 25 Edition」、開放型ヘッドホンのフラグシップモデルとして開発された「Edition 15」など、ULTRASONEのハイエンドヘッドホン試すことができる。また、スマートフォンやiPhoneと直結して使える小型ポータブルアンプ「NAOS」も出展されていた。

ゴールドとチタンがまばゆい、Edition 15の内部ドライバー見本も公開。

発売中止から一転、受注販売として復活した記念モデル「Jubilee 25 Edition」

■くみたてLABは初のポタアンを出展

くみたてLABは、同社が製造する各種カスタムIEMの試聴機や、新開発のポータブルアンプの参考出展を行った(関連ニュース)。

乾電池駆動のポータブルヘッドホンアンプを披露

同社製IEMを駆動できるよう設計されており、小型DAPとも組み合わせやすいサイズ、単4乾電池2本による約50時間再生など使い勝手の良さを盛り込んでいる。会場には2.5mmバランス端子搭載モデルと4.4mmバランス端子搭載モデルの2機が展示されていた。

アンプの外装はまだ仮のもので、ノイズの影響などを考慮しつつ別のデザインとすることを検討中だという。

サトレックスは「Tubomi」のUSB Type Cケーブルモデルを披露

サトレックスは、今月発売されたばかりの耳掛け型イヤホン”Tumuri”「DH303-A1」を出展。同社では「イヤホン本体の性能が良いため、MMCX端子採用の特徴を活かしてケーブルの違いも楽しんでもらえる製品」と紹介していた。

今月発売されたばかりの耳掛け型モデル「Tumuri」

また昨年のイベントに引き続き、“Tubomi”「DH298-A1」のケーブルをUSB Type-C端子にデジタル接続できる仕様としたDAC内蔵モデルも参考出展。Xperia、Galaxyなど国内で正式発表されているUSB Type-C採用スマホにはほぼ対応できることを確認しているという。今後、リモコンデザインやケーブルの質などを改良していく予定とのこと。

USB Type-Cで接続可能な試作機

1,200人以上の日本人の耳型を元にハウジングを設計するj-phonic

ジェイフォニックは、Sensaphonicsのフルシリコン製カスタムIEMや、1,200人以上の日本人の耳型を参考にハウジングを設計したというj-phonicのユニバーサルIEMを出展した。

Sensaphonicsブランドの製品については、口を開けたときなどに起こる耳道の変形に柔軟に対応し、フィット感を向上させる機構「ムーブインターロック」の体験キャンペーンを実施。会場で同社製品を試した来場者には、製品オーダー時に使える割引券を配布していた。

高い密閉性と装着感からアーティストに採用されるブランド。昨年日本でいち早く採用した新機構で更に装着感が増したという

■音茶楽は4.4mmバランス端子搭載「Flat4-櫻Balance」などを出展

音茶楽は、先日発表したばかりのイヤホン新モデル「Flat4-櫻Balance」「Flat4-緋櫻Balance」を出展(関連ニュース)。いずれも「Flat4-櫻」「Flat4-緋櫻」を4.4mmバランスプラグ仕様としたモデル。イヤホン本体は基本的に従来と同様で、2基のダイナミックドライバーと互いを繋ぐ位相補正チューブを組み合わせた独自技術「ツイン・イコライズド・エレメント方式」を採用する。ブースでは販売も行っていたが、「Flat4-緋櫻Balance」は午前中の段階ですでに完売となっていた。

4.4mmプラグに対応した「Flat4-緋櫻Balance」

■オヤイデ電気はケーブル自作用素材やオリジナルケーブルを販売

オヤイデ電気は、同社が販売する導線・プラグなどケーブル自作用資材や、自社製作のオリジナルケーブルをブースで販売。また同社が取り扱うCOZOYブランドの小型ヘッドホンアンプ「TAKT PRO」などを出展していた。

ケーブル自作用の各種線材をその場で販売

またイヤホンケーブルブランド ZEPHONEの青い被膜のイヤホンケーブル「Blue Seagull」、赤い被膜のイヤホンケーブル「Red Condor」の4.4mmバランスプラグ仕様を参考出展。検討中ではあるが、今年3月半ば頃を目標に発売したいとしていた。

手頃な価格と鮮やかな被膜が特徴のZEPHONE。4.4mmプラグモデルが間もなく用意できるという

■「オーダーメイドケーブル製作コーナー」を用意したORB

ORBはケーブルメーカーとしての強みを活かし、その場で要望に応じたケーブル製作を受け付ける「オーダーメイドケーブル製作コーナー」を展開。様々なファンが相談に訪れていた。

ORBブースにはケーブルにこだわりのあるファンが集った

また同社イヤホン/ヘッドホン用ケーブルのトップエンドモデル「Clear force Ultimate」などの試聴機を出展していた。

■Just earは南條愛乃さんとのコラボモデルをアピール

Just earは、同社が製造するカスタムIEMの試聴機を展開。特に、声優/歌手の南條愛乃さんとコラボレーションして音質チューニングを行ったモデル「XJE-MH/NY333」は今月末で受注受付締切となるため、大型イベントで特別モデルを試聴することができる残り少ない機会となっていた。

人気声優とのコラボモデルは間もなく受注が締め切られる

■セルフ・バイアス方式の静電型振動板を採用するMitchell&Johnsonのヘッドホン

コンチネンタルファーイーストは、英Mitchell&Johmsonのヘッドホンと米Analysis Plusのケーブルを出展した。

Mitchell&Johnsonは全機種において、微小な電流でも動作するセルフ・バイアス方式の静電型振動板「ELECTROSTATZダイアフラム」とダイナミックドライバーを搭載。このハイブリッド構成によって全機種がハイレゾ対応となっており、デザインとチューニングの異なる5機種を展開している。

駆動にアンプを必要としないユニークな静電型ドライバーを搭載するMichell&Johonson

Analysis Plusはデータ伝送用ケーブルからオーディオケーブルに参入したというブランド。今回はMitchell&Johnsonの製品に対応する製品が披露。OFC素線をシルバーでコーティングし、中空楕円構造で編み上げた「SILVER OVAL」ケーブルが出展されていた。

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