エレクトロスタティック型システム

ゼンハイザーの超弩級ヘッドホン「HE 1」、600万円で4月20日に国内発売

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編集部:押野 由宇
2017年04月14日
ゼンハイザージャパンは、エレクトロスタティック型ヘッドホンシステム「HE 1」の日本での発売を4月20日より行う。受注生産品となり、価格は6,000,000円(税抜)。

HE 1

HE 1は、「Orpheus」の後継として10年程度の年月を掛けて開発されたというハイエンド・ヘッドホンシステム。日本では2016年4月にローンチパーティーが開催されており、その際に明らかにされていなかった発売時期や価格が正式に発表された格好(関連ニュース)。

システムはヘッドホン「HE 1-HP」、ヘッドホンチューブアンプ「HVE 1」、リモコン「BFI 1」の組み合わせとなる。

HE 1-HPは静電型、プッシュ・プル方式でドライブされるオープン型ヘッドホン。装着方法は耳覆い型 (circumaural)を採用しており、イヤーカップには本皮を使用、側圧は4.3N(±0.3N)。周波数特性は8Hz〜80kHz(−3dB)、4Hz〜100kHz(−10dB)。最大音圧レベルが114dB、全高調波歪率は0.01%(1kHz、100dB)未満。

HE 1-HP

接続ケーブルには長さ3mの銀メッキ処理無酸素(OFC)銅ケーブルを採用し、接続プラグは9ピンHVプラグ。作動電圧は780V/DC、分極電圧は650V、最大入力レベルは20dBVとなる。重量は約550g(ケーブルを除く)。

真空管やヘッドホン、コントロールノブなどをハウジングに収納できる

HVE 1は、イタリア・カッラーラ産の大理石をハウジングに用いたチューブアンプ。コントロールノブや真空管、ヘッドホンを収納できる仕様となっており、電源/ボリュームボタンを押すとそれぞれが姿を現すという。クロームメッキ処理の真鍮削り出しによるノブ、クオーツガラスの真空管、金蒸着セラミック電極やプラチナ蒸着ダイヤフラムなど、厳選された素材は6,000種類を超えるとしている。

最大出力レベルは20dBVで、全高調波歪率は0.01%(1kHz、6dBV)。再生周波数特性は5Hz〜110kHz(−3dB)、3Hz〜180kHz(−10dB)。アナログ入力端としてXLR、RCAを、デジタル入力端子としてUSB-B、光TOS、RCA同軸デジタルを装備。出力端子にはHE 1-HPに対応する9ピン HVソケットを独立した保管用ボックスに備えるほか、9ピンHVソケット、RCA、XLRを搭載。

USB入力は最大でPCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHz/1bitまで対応。光TOSは96kHz、RCA同軸デジタルは192kHzまでの対応となる。外形寸法は約434W×160H×350Dmm(クローズド)、約434W×405H×375Dmm(オープン)、質量は約21kg。

同社は「初代Orpheusはオーディオ業界のアイコンとなり、世界最高のヘッドホンと呼ばれました。あれから約25年以上の時を経て、最高のヘッドホンの後継モデルHE 1により、私たちはふたたび限界を超えます。ゼンハイザーは、卓越の新たなベンチマークを何度でも築き上げ、ハイエンドオーディオの未来を新たに描いてまいります」とコメントしている。
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  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドSENNHEISER
  • 型番HE 1-HP
  • 発売日2017年4月20日
  • 価格6000000
【SPEC】●ドライブ方式 静電型、プッシュ・プル法 ●形式:オープン ●接続プラグ:HVプラグ、9ピン ●作動電圧:780 V DC ●分極電圧:650V ●最大入力レベル:20dBV ●質量:約550 g(ケーブルを除く)

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