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協力して放送通信インフラ技術開発

民放各社が動画配信プラットフォーム事業を手掛けるJOCDNに出資

2017/04/03 編集部:小澤 麻実
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国内向けの動画配信プラットフォーム事業を展開するJOCDN株式会社は、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)、日本テレビ、テレビ朝日、東京放送、テレビ東京、フジテレビ、および在阪・在名の民放10社、合計16社を引受先とする第三者割当増資を4月3日付けで実施した。


これによりJOCDNは経営基盤を強化し、放送局や動画配信事業者に対して優れたCDN(Content Delivery Network)サービスを提供するとともに、各社の協力のもと日本の放送通信インフラを支える技術開発を推進していくという。JOCDNの資本金と資本準備金の合計は7億1,000万円となる。

JOCDNは国内最大級のバックボーンネットワークと高い運用技術を有し多くの配信実績を持つIIJと、動画配信サービス「Hulu」を運営する日本テレビが2016年12月に設立した合弁会社(関連ニュース)。

今回の第三者割当増資に際し、引受先となった16社と出資比率は以下のとおり。

株式会社インターネットイニシアティブ 20.0%
日本テレビ放送網株式会社 14.0%
株式会社テレビ朝日ホールディングス 14.0%
株式会社東京放送ホールディングス 14.0%
株式会社テレビ東京ホールディングス 14.0%
株式会社フジテレビジョン 14.0%
株式会社MBSメディアホールディングス 1.0%
朝日放送株式会社 1.0%
テレビ大阪株式会社 1.0%
関西テレビ放送株式会社 1.0%
讀賣テレビ放送株式会社 1.0%
東海テレビ放送株式会社 1.0%
中京テレビ放送株式会社 1.0%
中部日本放送株式会社 1.0%
名古屋テレビ放送株式会社 1.0%
テレビ愛知株式会社 1.0%

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