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MS12 v2.0マルチストリーム・デコーダーがベース

ケイデンス、ドルビーとの協業により“世界初”アトモス対応テレビを実現可能に

公開日 2017/01/06 18:58 編集部:小澤貴信
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ケイデンス・デザイン・システムズは、Dolby Laboratories社と協業して、ドルビーアトモス技術を活用した世界初のテレビを実現可能にしたと発表した。

このテレビは、MS12 v2.0のマルチストリーム・デコーダーをベースに、ドルビーアトモス技術を活用することで実現するという。また、MS12 v2.0仕様のマルチストリーム・デコーダーは、ケイデンスのTensilica HiFi DSPコアを搭載したシステムオンチップを開発する先行メーカー向けにリリースされる。

MS12 v2.0で提供されるテクノロジーにより、標準的なテレビのスピーカーを通してドルビーアトモスの“包み込むようなオーディオ体験”を提供することが可能になると同社は説明。個々のサウンドをリスナーの頭上など3次元空間にまで定位・移動させることを可能にする空間精度を備えるとしている。

Tensilica HiFi DSPは、オーディオ/ボイス/スピーチ向けDSP製品群で、Tensilica Xtensionsパートナープログラムを通じて、200以上のオーディオ/ボイス向けソフトウェアパッケージ、75社以上のソフトウェアパートナーに採用されているという。

なお、本技術は現在開催中の米CES 2017で先行公開される。Dolby LaboratoriesのMathias Bendull氏は本件について、「MS12 v2.0 マルチストリーム・デコーダーによって、ドルビーアトモスによるテレビ経験をはじめ、新たな技術構成要素の進化を通して開発される新たなオーディオ製品の提供が加速される」と述べている。

またケインズのLarry Przywara氏は、「我々はDolby Laboratories社とのパートナーシップによってドルビーアトモス技術を採用した世界初のテレビの開発が可能になったことを大変喜んでいる」とコメントしている。

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