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人が自然と集まるリビングへ

ダイワハウス×オンキヨー&パイオニア、住まいと音のプロが生み出す最新ホームシアター

公開日 2016/10/21 11:00 ホームシアターファイル編集部
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最高クラスの遮音性能で思いっきり音楽に浸れる

「ダイワハウス高島平展示場」の一室に、フランス生まれのコンパクトスピーカー「キャバス」が空間に華を添える流麗なリビングシアターがある。しかし、この空間の特長は美しさだけではない。天井にスピーカーが埋め込まれた最新のドルビーアトモスに対応したホームシアターだ。

ドルビーアトモス対応の最新ホームシアタールーム

ダイワハウスといえば、外張り断熱通気外壁を採用した高気密・高断熱の家づくりを特長とし、本誌読者には防音室の「奏でる家」でも有名な日本最大手のハウスメーカーである。住宅のプロであるダイワハウスが、なぜこのような本格的なホームシアターを推奨しているのか?その秘密を探るべく、今回は大和ハウス工業(株)より“アトモスシアター”の魅力を知り尽くす、練馬展示場 主任・井上正樹氏と、音響機器をサポートするオンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン(株)岡田恵司氏に話を伺った。

左:大和ハウス工業(株)井上正樹氏、右:オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン(株)岡田恵司氏

ダイワハウスが誇る防音室「奏でる家」への導入相談にも対応可能。理想のホームシアターを叶えてくれる

「当社は快適な暮らしを提供するため、様々な角度から住宅の機能性を追求しています。中でも遮音性能の高さは住宅業界で最高クラス。注文住宅の『xevoΣ(ジーヴォシグマ)』では、外壁遮音性能Dを実現しています。展示場ではアトモスシアターを通じて、騒音の少ない静かな環境だけでなく、大迫力のサウンドも思いっきりお楽しみいただける空間を提案しています」と、井上氏は語る。

防音室「奏でる家」を設計する音響設計のプロが在籍するなど施工技術は非常に高い。リビングの雰囲気を損ねずに、フロントとトップの両スピーカーに高低差をつけるなどドルビーアトモスの効果を最大限発揮できるようなレイアウトを施す

音質と性能、設置まで音のプロがガイドする

一方でオンキヨーは、10年以上前よりホームシアターを自由に設計する「カスタムインストール」を日本に根付かせたブランドだ。パイオニアもまたインストーラーと歩みを共にし、音楽と暮らす新しいライフスタイルを提案し続けている。そんな2大ブランドを抱えるオンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンとダイワハウスとのコラボは、今年で11年目を迎えるという。

これまでを振り返り、オンキヨー&パイオニアの岡田氏は「スタート当時はリアスピーカーの設置が難題で、生活動線の確保がマストでした。そのため、日本でまだ主流ではなかった埋め込みスピーカーを海外から輸入したのですが、ダイワハウスの住宅として採用するには厳しい性能試験があるのです。もちろん試験はクリアできましたが、その経験が音漏れの少ないバックボックス付きの埋め込みスピーカーの開発に繋がり、今ではアトモス用の天井スピーカーなどに採用しています。さらに設置に関しても当社でサポートできるように、社内に一級建築士事務所を立ち上げるなど、お客様に合わせた図面のガイドも行っています」と語った。

ダイワハウスの“アトモスシアター”では分かりやすいシステムを用意しつつも、フロントとセンター、リアにはキャバスの「ALCYONE2」、AVアンプには「インテグラ」の最新モデルを導入。機器のグレードアップの相談にも乗ってくれる

アトモスシアターこそ昨年からの取り組みだが、このコラボにより累計8,000世帯もの家族が映画館でしか味わえなかった感動を享受しているという。住まいと音のプロの共演で作る空間と美しく調和するホームシアターを、是非お近くの展示場で体感してほしい。

【問い合わせ先】
オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン
TEL/050-3161-9555


本記事はホームシアターファイル81号からの転載です。本誌の詳細および購入はこちらから。

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