フリーエッジ・ナノファイバー・ドライバーを採用

デノン、銘機AH-D7000を発展させたフラグシップヘッドホン「AH-D7200」 - 約10万円

編集部:小澤貴信
2016年10月21日
デノンは、フラグシップヘッドホン「AH-D7200」を2017年1月中旬より発売する。価格はオープンだが、10万円前後での実売が予想される。

「AH-D7200」


本機は明日22日から開催される「秋のヘッドホン祭2016」にも出展予定。22日の11時30分からは本機の発表会も開催される。

本機は今年8月に開催されたデノンの新製品発表会に参考出展されていたモデルとなる(関連ニュース)。

AH-D7200は、2006年に発売され今なお高い評価をを得ている「AH-D7000」の発展形として開発されたモデル。AH-D7000の発売から10年を経て、現代のハイレゾ音源の再生やヘッドホンアンプの能力に対応するため、デノンの50年にわたって培ってきたヘッドホンの技術やノウハウを結集。全パーツを新たに設計したフラグシップ・ヘッドホンとなる。

ドライバーユニットには、50mm口径のフリーエッジ・ナノファイバー・ドライバーを搭載する。

AH-D7200の分解図

一般的なヘッドホンの振動板は外周をフレームに固定するため、振動板は常に変形しながらピストンモーションを行うことになり、それが歪の原因になるという。また、外周に至るほどストロークが小さくなるため、低域の量感を得にくいという。

そこでAH-D7200では、スピーカーのドライバーと同様に振動板の外周に柔らかいエッジを備え、振動板全体を平行に動かすことができるフリーエッジ・ドライバーを採用。これにより入力信号に対して正確かつ、歪の少ないサウンドと量感豊かな低音再生を実現するという。

50mm口径のフリーエッジ・ナノファイバー・ドライバーを搭載

イヤーパッドを取り外したところ

また、振動板の素材には軽量で高剛性、かつ適度な内部損失を理想的なバランスで備えるというナノファイバーを採用。ボイスコイルには、振動系の反応性を高めるために、軽量なCCAWボイスコイルを採用している。

ハウジングには、木目が美しく耐久性にも優れる、天然のアメリカン・ウォールナット材を採用。音質に影響を与える不要な振動も抑えている。さらにクリアで緻密なサウンドを得るべく試作と解析、試聴を繰り返し、形状から厚み・仕上げに至るまで入念なチューニングを行ったという。

ハウジングには、天然のアメリカン・ウォールナット材を採用。

ケーブルは左右両出しの着脱式で、左右のプラグには3.5mmモノラルミニプラグを採用。導体には、7N(99.99999%)純度のOFXC(無酸素銅)を採用する。また、断線を防ぎつつタッチノイズを低減するために布巻きを施している。プラグ部には削り出しのアルミスリーブを用いて、こちらも耐久性を向上させた。

ケーブルは左右両出しの着脱式で、左右のプラグには3.5mmモノラルミニプラグを採用


ケーブルの出力側のプラグには、6.3mmステレオ標準プラグを採用する。

7N OFCケーブルを採用し、出力側プラグは6.3mmステレオ標準プラグとしている

ハンガー部には、軽量かつ堅牢なアルミダイキャストを採用。音響的なパフォーマンスと仕上げの美しさを料理鬱さえている、また、目盛りと適度なクリック感を持つアジャスターを採用し、サイズ調整も容易にしている。

ハンガー部には、軽量かつ堅牢なアルミダイキャストを採用

ヘッドバンドの外側には天然シープスキンを用いている

ヘッドバンドの外側には、きめが細かく柔らかい質感を備える天然シープスキンを使用。厳選された部位を用いることで、手触り、外観、耐久性をバランスさせたという。また、内側には優れた耐久性を備える人工皮革を使用している。

イヤーパッドには独自開発の人工皮革を採用。肌触りの良さに加え、一般的な人工皮革のおよそ2倍の耐久性を備えているという。また、クッション部は三次元縫製として、頭部のカーブにフィットし、圧力が均等にかかる理想的な形状に仕上げた。側圧を最適化する形状記憶フォームも併せて採用するなど、心地良い装着感と音質に貢献する機密性をそれぞれ備えている。

イヤーパッドのクッション部は三次元縫製として、圧力が均等にかかる理想的な形状に仕上げた

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  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドDENON
  • 型番AH-D7200
  • 価格¥OPEN(予想実売価格10万円前後)

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