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Apple Watchの販売台数は開示せず

Apple、3Q業績も大幅増収増益 − iPhoneと中国市場が牽引

2015/07/22 編集部:風間雄介
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Appleは、6月27日に終了した2015会計年度 第3四半期の決算を発表した。

第3四半期の売上げは496億ドル(1ドル=123.8円換算で約6兆1,400億円)、純利益は107億ドル(約1兆3,250億円)。昨年同期の売上げは374億ドル、純利益は77億ドルだったため、大幅な増収増益となった。

売上総利益は昨年同期の39.4%から39.7%に増加。また米国外の売上げは64%となった。

Appleはこの成長について、iPhoneやMac、史上最高の売上げを記録したサービス部門、そしてApple Watchのローンチ成功によって勢いを得たものと説明している。

期間中の各プロダクトの売上げ台数は、iPhoneが4,753万台で昨年同期比35%増、iPadが1,093万台で同18%減、Macが480万台で同9%増という結果になった。

売上げで昨期と比べると、iPhoneは59%増、iPadは23%減、Macは9%増。iPhoneの好調ぶりとiPadの減速が鮮明になった。

なおApple WatchやBeatsブランドのヘッドホン、AppleTV、iPodなどは、同社の会計上「その他製品」として扱われているが、同部門の売上げは26億ドルで、昨期比49%増という結果になった。

売上げを地域別に見ると、アメリカが202億ドル、ヨーロッパが103億ドル、中国が132億ドル、日本が29億ドル、その他アジア太平洋が30億ドル。特に中国が昨年同期比112%増と2倍以上に伸張し、全社の成長を牽引した。

同社CEOのティム・クック氏は、「iPhoneの売上げは昨年から59%増加し、Macの売上げも力強かった。App Storeなどサービス部門も史上最高の売上げとなり、Apple Watchも最高のスタートを切った」とコメント。続けてクック氏は「Apple Musicに対する熱狂も信じられないほどだ。iOS 9やOS X El Capitan、watchOS 2を秋に提供開始することも楽しみだ」とも述べている。

また第4四半期の見通しについて同社は、売上げが490億ドル〜510億ドル、売上総利益が38.5%〜39.5%と予測している。

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