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YouTubeプレーヤーがHTML 5ベースに移行

2015/01/28 ファイル・ウェブ編集部
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米YouTubeは現地時間1月27日、YouTubeの再生プレーヤーが従来のFlashベースからHTML 5ベースをデフォルトとする仕様に移行したと、開発者向けのブログでアナウンスしている。

これにより、Chrome、IE11、Safari 8、Firefoxベータ版の各ブラウザにおいて、YouTubeプレーヤーはHTML 5ベースで再生される仕様になった。HTML 5の利点として、スマートフォンやスマートテレビなど多岐にわたるストリーミングデバイスで採用されていることが挙げられる。

元々YouTubeでは、Flashと比較して汎用性が高いとの理由から、2011年の時点でHTML 5をサポート予定であると表明していたが、メインでの移行はしていなかった。ネットワーク環境にあわせて再生映像の解像度およびビットレートを調整するABR(アダプティブビットレート)に非対応であったことがネックだったそうだが、この4年間でそこが解決されたため、上述の通り各ブラウザにおいてHTML 5をデフォルト仕様にしたという。

このほかにも、HTML 5はVP9コーデックに対応。また、動画プラットフォームと暗号化機能を切り離せる仕様としているほか、WebRTCやフルスクリーンAPIもサポートする。

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