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電動シートやTCXラージスクリーンも

TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、ドルビーアトモスや日本初ヴィヴ・オーディオ導入で'15年3月リニューアル

2014/12/11 ファイル・ウェブ編集部
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TOHOシネマズ(株)が運営する映画館TOHOシネマズ 六本木ヒルズは、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)やヴィヴ・オーディオなど最新シネマ設備を導入し、2015年3月にリニューアルオープンすることを発表した。

TOHOシネマズ 六本木ヒルズは、TOHOシネマズのフラグシップシアター。オープン12年目を迎える2015年のタイミングで、今回の大幅リニューアルを行うかたちとなる。

いくつかの最新設備を導入してリニューアルオープンする

まず音響面では、上述の通り、ドルビーの最新音声フォーマットであるドルビーアトモスに対応する。さらに、米国クリスティ社製のスピーカーシステム「ヴィヴ・オーディオ」を日本で初めて導入予定としている。ヴィヴ・オーディオは、同社スピーカーのリボンドライバー方式をシネマ用スピーカーに搭載したもの。また、複数のスピーカーを直線状に並べたラインアレイ方式により、音の指向性を高めて音を上下に拡散させず、客席の前方から後方まで均一に音を再生し、劇場内の「音のスイートスポット」を拡大するという。

スクリーンについては、TOHOシネマズの独自規格によるラージスクリーン「TCX(TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREEN) 」を導入する。Wall-to-Wall(左右の壁から壁まで)の壁一面に広がったスクリーンで、床・壁・天井・シートのカラーをダーク系に統一し光の反射を抑え、暗室効果を向上。同規模の座席数のスクリーンよりも画面サイズを約120%拡大しており、これにより、迫力のある映像に没入できる贅沢な映画鑑賞環境を提供するとしている。


最新のラグジュアリーシートを用意
また、客席にもゆったりと映画鑑賞ができる最新のラグジュアリーシートを用意するとのことで、TOHOシネマズ初となるフットレストの付いた電動リクライニングシート 「プレミア ラグジュアリー シート」や、座席の最前列で大画面の迫力を体感できる 「フロント リクライニング シート」を導入予定。さらに、海外のエアラインでも採用されている革張りのシートに、重厚な木目調のボックスで仕切られたセミプライベートな空間を実現する「プレミア ボックス シート」も導入するという。

なお、リニューアルのための改装工事は2015年1月19日から開始する。

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