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LABI渋谷店にて4月4日から

ヤマダ電機、「顔パス感覚」で買い物できるサービスを試験導入 − 財布やクレジットカード不要

2014/04/01 ファイル・ウェブ編集部
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ヤマダ電機は、PayPal社のモバイル決済ソリューション「PayPal Here」を利用し、財布やクレジットカードを持っていなくても店頭で「顔パス感覚」で買い物を済ませられるというサービスをLABI渋谷店にて試験導入する。

対象店舗はヤマダ電機 LABI渋谷 3階のパソコン/パソコンサプライフロアで、実施期間は4月4日から4月30日まで。3階フロアの全商品でサービスを利用しての購入ができる。期間中は同フロアに専用レジを設け、ペイパルのアカウント登録やアプリ利用方法などのサポートも行う。

スマートフォンに無料アプリ「PayPal」をダウンロードし、ペイパルアカウントでログインするだけで、現金やクレジットカードがなくても、手軽にショッピングができるサービス「ペイパル チェックイン支払い」を利用。ユーザーは氏名と顔写真を来店前に店舗側へ通知し、会計時に「ペイパルで払います」と伝えるだけで、財布を出すことなく顔パスのような感覚で買い物することができる。

アプリで事前にチェックインしてから来店すると、本人の顔写真と氏名データを
店舗スタッフが可能になり、店舗側はその写真と氏名を元にペイパルの決済システムで決済処理を行う。客側の行動としては上記のようにペイパル支払いを利用することを店員に告げるだけで、会計の際にスマホをかざすなどといった行動は必要ない。顔写真を利用して本人確認を行うことから「顔パス」感覚だとしている。

なお、決済処理はすべてペイパルのシステムで行われ、店舗側にユーザーのクレジット情報などは一切伝わらないため、セキュリティ面でもメリットがあるという。

同サービスで買い物をした利用者には、特典として「ペイパル チェックイン支払い」による買い物1,000円(税抜)ごとにヤマダポイントを100ポイントプレゼントする。

ヤマダ電機では、今回のテストマーケティングを、顧客満足度および店頭会計における利便性向上を目的とした取り組みの一環としてだけでなく、オムニチャネルコマースの実現に向けた第一歩として位置づけ、ペイパルの決済ソリューションをオンラインショッピングサイトと国内全店舗に導入することも検討していくとしている。

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