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12.288MHz DSDや384/32 PCMに対応

エミライ、ジッター低減したGCM Service Inc社新USB-DAC「e20 mk3 SE」

2013/09/25 ファイル・ウェブ編集部
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(株)エミライは、カナダのGCM Service Inc社のオーディオブランド「exaSound Audio Design」の新USB-DAC「e20 mk3 SE」を10月15日より発売する。価格は369,600円(税込)。同社の既存モデル「e20 mk3」は今後も併売される。

e20 mk3 SE


「e20 mk3 SE」は、「e20 mk3」の水晶発振器をさらに低ジッターなものにアップグレードしたモデル。そのほかのスペックは同様となる。

DACチップにESS Technology社製ES9018を採用。USB入力(mini B端子)によるDSD再生に対応し、2.8MHz(DSD64)、5.6MHz(DSD128)に加え、11.28MHz、12.288MHz(DSD256)のネイティブ再生も可能だ。PCMは最大384kHz/32bitの再生に対応する。

水晶発振器は44.1kHz系専用、48kHz系専用、D/A変換専用の3つを採用し、クロックジッター値0.082picosecondを実現したジッタークロック回路としている(「e20 mk3」は0.13picosecond)。

ノイズを最小化するために11個のパワーフィルターを搭載したことも特徴。オーディオ帯域でのノイズを2μVrms以下まで抑えている。さらに、グラウンドループやPCからのノイズ混入を防ぐため、USB基板とDAC回路との間にガルバニック絶縁回路を搭載。絶縁回路は背面のトグルスイッチでON/OFFを選択することができる。オペアンプ、低ノイズレギュレーター、0.1%精度の薄膜抵抗、タンタルポリマーコンデンサを使用するなど、部品選定にもこだわったという。

USB入力についてはWindows用、Mac OS X用それぞれに専用ドライバーを用意し、PCM音源とDSD音源の切り替えもシームレスに行うことができる。Windows用ドライバーについてはASIO2.1に対応する。

デジタル入力についてはUSBのほか、同軸デジタル、光デジタルを搭載。対応サンプリングレートは同軸デジタルが最大192kHz、光デジタルが最大96kHzとなる。アナログ出力は、RCA端子を1系統、XLR端子を1系統搭載する。ヘッドホンアンプも搭載(ステレオ標準端子)している。

対応OSはWindows 8(x86)、Windows 8(x64)、Windows 7/Windows XP(x86)、Mac OS X Snow Leopard、OS X Lion、OS X Mountain Lionとなる。

主な仕様については、音圧周波数特性が0〜20kHz(-0.15dB)、全高調波歪み率+ノイズが0.0002%(1kHz、0dBFS)、S/Nが128dB(A-weighted, 2Vrms
)、チャンネルセパレーションが130dB(@1kHz)となる。消費電力は約8W(最大)、外形寸法は165W×55H×200Dmm、質量は0.86kg。

【問い合わせ先】
エミライ国際貿易事業部
TEL/03-5759-4730

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルD/Aコンバーター
  • ブランドexaSound Audio Design
  • 型番e20 mk3 SE
  • 発売日2013年10月15日
  • 価格¥369,600(税込)
【SPEC】●音圧周波数特性:0〜20kHz(-0.15dB) ●全高調波歪み率+ノイズ:0.0002%(1kHz、0dBFS) ●S/N比:128dB(A-weighted, 2Vrms) ●チャンネルセパレーション:130dB(@1kHz) ●消費電力:約8W(最大) ●外形寸法:165W×55H×200Dmm ●質量:0.86kg