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MMCXケーブルに対応

ジェイフォニック、Sensaphonics社カスタムIEMリケーブルモデル取扱い開始

2013/09/09 ファイル・ウェブ編集部
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ジェイフォニック(株)は、米Sensaphonics社のカスタムIEM(インイヤーモニター)について、ケーブル着脱対応モデルの取り扱いを開始した。価格は従来モデル各種の本体代に12,600円(税込)の追加となる。

MMCXケーブルに対応した同社のカスタムIEM

Sensaphonics社のカスタムIEMはこれまでケーブル一体型のモデルのみが発売されていたが、今回「研究の成果とMMCXケーブルの小型化により、プロの現場でも本来のパフォーマンスを発揮できる」ようになったとして、新たにリケーブルモデルの発売を開始した。

同社が独自開発したMMCXプラグを採用したとのこと

ケーブルについては、ステンレスワイヤーを耳回りのケーブル内に組込むことで、耳に合わせてしっかりと固定することができるよう配慮。これにより、ケーブルの断線や動きによる“暴れ”を防いでいる。

端子には、同社製のMMCX端子を採用。プロユースを念頭に調整され、意図しないケーブルの外れがないように考慮されている。また、汗の侵入を防ぐ仕様としており、本体の故障や音の変化、ケーブルの劣化が少なくなっているという。

なお、同社ではこれまでプロ用途でのカスタムIEMについて「MMCX端子によるケーブルの着脱機構は、耳に巻き付けるラインが取りづらく、ライブなど動きの激しいシーンではカスタムIEM本来の性能が保てない」という理由から、MMCX端子ケーブルの導入は見送っていたという。しかし、同じシカゴに本社を持つSHUREとの技術提携と人的交流を行う中で今回のMMCXケーブルが完成し、導入に至ったという。

なお、MMCX端子の交換ケーブル単体についても、8,190円(税込)にて販売される。

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