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<IFA>どうなる?これからのスマホケース ー IFA会場でみた「ユニバーサル化」のトレンド

2013/09/09 山本 敦
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IFA会場の一角に設けられた「iZone」のテーマ展示エリアには、iPhone/iPad、スマホ/タブレット関連のアクセサリーや周辺機器が数多く出展されている。その中でスマホ・タブレットケースのトレンドに着目してみた。

フィンランドの「GOLLA」は日本でもお馴染みのブランド。今年のIFA2013では原色を基調とした鮮やかな色合いで整えたブースが来場者の目を引いていた。


iPhoneをはじめ様々なスマートフォンが収納できるユニバーサルケースを主力商品とした
同社はこれまでにもiPhoneやAndroidスマートフォン、iPadなどタブレット用の収納・保護ケースを数多く展開してきた。今回のIFAでは2014年向けの新しいコレクションを発表したが、昨年から少しずつ変化してきた点は特定モデルの専用ケースではなく、様々なデザインのスマートフォン・タブレットに対応する汎用性の高い「ユニバーサルケース」へラインナップを徐々にシフトさせていることだ。

タブレットケースもインチサイズごとの展開を図る

「スマートフォン、タブレットのプロダクトデザインのトレンドは年々移り変わりが早くなっている。お客様の志向も、お持ちの製品の外装が保護できるだけの専用ハードケースよりも、本体を買い換えても使い続けられるユニバーサルタイプを求められる声が増えている」とGOLLAのスタッフは話す。さらにGOLLA製品のトレンドとしては、スマートフォンやタブレットだけでなく、名刺やコインなど常備したいアイテムを一緒に収納できるポケットが付いてくる、“スマホケース+α”の使い勝手を広げた商品の人気が高いのだという。

なおGOLLAからはカナル型イヤホン「Superduct」の新色“ピンク”も展示されていた。なお展示品はサンプルのため、発売字にはカラーが変更される場合があるという

スウェーデンの「P.A.P」からもスマートフォンやタブレットのデザインに縛られない、ユニバーサルタイプのケースが新作を含めて多数出展された。


スウェーデン製フェルトのスマホケース
同社の商品はマテリアルにオリジナリティを持たせたことも特徴。メインのラインナップにはスウェーデン製のフェルトにPETボトルのリサイクルチップを混ぜ込んだ柔らかな素材を採用。“iPhone/iPad用”をうたう商品もあるが、基本は様々なスマートフォンやタブレットに対応するユニバーサルケースとして活用ができる。

本革を使ったタブレットケース

また年末からのコレクションとしてイタリア製の本革をあしらって、温もりのあるデザインに仕上げたスマートフォンやタブレットケース、PC用バッグなども展示されていた。


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