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<IFA>パイオニア、スマホ連携機能を高めた新シアターバー/NFC対応スピーカーなど登場

公開日 2013/09/07 05:58 ファイル・ウェブ編集部:小澤麻実
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本日より開幕したIFA2013。パイオニアは、日本未発表のBluetooth対応新シアターバーやスリムAVアンプ、NFC対応スピーカーなどを出展している。

パイオニアブース

Wi-Fi Directなど対応のシアターバー登場


新シアターバー「SBX-N700」
新シアターバーは「SBX-N700」(449ユーロ)、「SBX-N500」(299ユーロ)、「SBX-N300」(199ユーロ)の3ラインナップで、Bluetoothに対応。SBX-N700/N500はWi-Fi DirectやMiracastにも対応。スマホと連携して映像/音楽を簡単に楽しめるのが特徴だ。さらにSBX-N700はDLNAにも対応。出力150W・ワイヤレス伝送向けのフェイズコントロールが施されたワイヤレスサブウーファーも用意する。

「SBX-N700」のフロント部。本機はARC対応のHDMI端子を備えており、テレビとの接続性も高い

圧迫感の少ない「くの字型」のデザインを採用

パイオニアのアプリ「Pioneer ControlApp」による操作にも対応。外観は圧迫感を低減したデザインを採用。リモコン信号をパススルーするIRリピーターも搭載する。


多機能なスリムAVアンプ「VSX-S510」

スリムAVアンプの新モデル「VSX-S510」(499ユーロ)、「VSX-S310」(299ユーロ)も登場していた。どちらも発売は11月を予定している。

スリムAVアンプ「VSX-S510」(写真中段)、「VSX-S310」(写真下段)。最上段のBDプレーヤー「BDP-160」ともマッチする、単品コンポライクなデザインに変更された。

「VSX-S510」(写真上)はフロントにUSB端子のほかMHL対応端子を用意する

スリムな筐体を実現しつつ、多彩な機能も備えているのが特徴。「VSX-S510」は、欧州モデルのAVアンプ「VSX-528」とほぼ同等のネットワーク機能を搭載。DLNA対応で、ハイレゾ音源の再生も可能。AirPlay、MHLなどもサポートする。


NFC対応コンパクトスピーカー登場

NFCに対応したコンパクトなBluetoothスピーカー「BTS A1」も出展。こちらは欧州で10月に140ユーロにて発売を予定している。カラーはブラック/ホワイト/グリーンの3色。

Bluetoothスピーカー「BTS A1」

NFCにも対応する

コンパクトなボディだがバッテリーは非内蔵で、AC電源を使用するかたち。NFCのほか、aptXにも対応する。


SC-LX87を使ったDSDのNW再生再生デモなど

欧州でも先日発表されたばかりのAVレシーバーをアピールすべく、ネットワーク再生デモも行われていた。たとえばSC-LX87はBDP-LX55、バッファローのNASと組み合わせ、DSD再生ができるシステムとして試聴展示されていた。

ラインナップを刷新したAVアンプ群をアピール

SC-LX87を使ったネットワークDSD再生システム


BDP-450とVSX-923をコンポ的に組み合わせたシステム

A-70/N-50/PD-50を組み合わせたシステムも。


そのほか、N-30やA-30などもアピール
ヘッドホンゾーンを用意し強力にアピール

そのほか、ヘッドホン体験ゾーンも用意。これまでもヘッドホンの出展はあったが、今回のようにゾーンを設けて訴求するのは初とのこと。同社のヘッドホンへの注力具合がうかがえる。

ヘッドホン体験ゾーンが初めて用意され、新モデルを含めたパイオニア製ヘッドホンを試聴できる

新モデルとして「SE-MJ532」「SE-MJ522」「SE-MJ512」「SE-MJ502」の4シリーズを訴求。一番下の「SE-MJ502」は19ユーロと価格を抑えたのが特徴。前モデル(「SE-MJ531」など)よりも価格の幅を広げている。

SE-MJ532

SE-MJ522

SE-MJ512

また、ブース入ってすぐのところには、欧州向けに今秋発売される予定のヘッドマウントディスプレイ型ナビゲーションを体験できるコーナーが用意されていた。

今秋発売予定のHUM体験デモコーナーも用意

DJ製品ブースも非常に盛況だった


家中でシームレスに音楽を楽しめる「Spotify Connect」対応機器デモも

定額制音楽ストリーミング配信サービス「Spotify」が発表したばかりの新サービス「Spotify Connect」のデモも行われていた。

「X-SMC11」とiPadなどを使った「Spotify Connect」のデモ

「Spotify Connect」は、専用アプリをインストールしたiPhone/iPad/Android端末、そして「Spotify Connect」対応機器の間で、音楽をWi-Fi経由で伝送しシームレスに楽しめるというもの。たとえばリビングルームでタブレット端末を使って聴いていた音楽を、キッチンのiPod Touchや同サービス対応オーディオシステムに切り替えて途切れることなく聞き続けることができる。

現在対象製品を発売しているのはパイオニアのほかヤマハ、マランツ、デノンなど。パイオニアブースには、コンパクトコンポ「X-SMC11」(日本未発売)や、上述の「VSX-S510」などAVアンプ、Wi-Fi対応スピーカー“SMAシリーズ”などの対応機器が展示され、同サービスのデモを行っていた。

AVレシーバー2013年モデルやWi-Fi対応スピーカー“SMAシリーズ”などの対応機器も展示されていた

「Spotify」および「Spotify Connect」は日本向けにはまだサービスインしていないが、家のなかで1,500万を超える曲を、簡単かつシームレスに楽しめるスタイルは非常に利便性が高い。日本でのサービス開始も期待されるところだ。

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