「スカパー!プレミアムサービスLink」にも対応

iPhoneで宅外DTCP+視聴が実現、iOS版「DiXiM Digital TV」アップデート

ファイル・ウェブ編集部
2013年08月30日
(株)デジオンは、iOS向けのDTCP-IP対応DLNAプレーヤーアプリ「DiXiM Digital TV for iOS」(関連ニュース)をアップデート。「DTCP+」による録画番組の宅外からの遠隔視聴機能「DiXiMリモートアクセスサービス」と、「スカパー!プレミアムサービスLink」(視聴)に対応した「Ver2.0.0」の提供を開始した。

「リモートアクセスを有効にする」などのメニューが追加に

対応OSはiOS 5(5.1.1)とiOS 6(6.0.1以降)。対応機器はiPhoneがiPhone 4S、iPhone 5。iPadは第2世代、第3世代、第4世代、iPad miniとなる。さらに第5世代iPod touchにも対応している。

「DiXiM Digital TV for iOS」は1,000円で販売している有料アプリで、既存ユーザーには無料バージョンアップでVer.2.0.0を提供する。ただし「DiXiMリモートアクセスサービス」は500円のアドオン機能としての提供で、アプリ内課金で別途購入する形となる。

これまで通り、DLNA/DTCP-IPに準拠し、同一ネットワーク内にあるサーバー機器内のデジタル放送録画番組、ライブチューナー視聴、プライベートコンテンツの再生などが可能。今回はこれに加えて、宅外からのリモートアクセスに対応したことがポイントとなる。

リモートアクセス機能は、DTCP+対応NASなどのサーバー機器に保存された録画番組にインターネット経由でアクセスし、宅外からでも視聴が行えるというもの。デジタル放送録画番組のほか、写真や音楽、ホームビデオなどについても、外出先のiPad/iPhoneで視聴できる。

再生時のビットレートを手動で選択可能に

これまでもデジオンでは、Androidスマートフォンでリモートアクセス視聴を実現するアプリ「DiXiM PLAYER」を開発していたが、同アプリがプリインストールされているスマートフォンは富士通製の数機種のみで、アプリの一般販売も行われていなかった。今回、iOS版アプリがリモートアクセスに対応したことで、同機能を利用できる機器が一気に増えることになる。

なおDTCP+対応のNASには、アイ・オー・データ機器の“RECBOX +REMOTE”「HVL-A」シリーズ(レビュー記事)や、バッファローの「LS410DX」シリーズ(ニュース記事)がある。これらの機器には、スマートフォンの3G/LTE回線でも安定した視聴が行えるよう、動画を圧縮して配信する「トランスコーダー」を搭載。DRや高ビットレートのAVC番組も、回線状況にあわせて圧縮し、送信することができる。

さらにアプリの新バージョンでは、番組再生時の画質(ビットレート)の手動選択にも新たに対応。トランスコード機能を持ち、解像度やビットレートの設定を複数持っているサーバー機器との接続では、画質設定を手動で選ぶこともできるようになった。

BDレコーダーやnasneで録画した番組をリモートアクセスでiPhone/iPadから録画するには、BDレコーダーやnasneから、DTCP+対応NASもしくはサーバー機器へ、録画番組をムーブする必要がある。ダウンロード型ムーブに対応しているBDレコーダーやnasneであれば、NAS側からサーバー機器にアクセスし、録画番組をムーブすることができる。なおアイ・オー・データのHVL-Aシリーズは、ムーブを行う対象や間隔をあらかじめ設定しておくことで、一定時間ごとにサーバー機器へアクセスし、自動的に録画番組をムーブする機能を備えている。

また「スカパー!プレミアムサービスLink」(視聴)への対応では、録画機能搭載STB「TZ-WR500P」(関連ニュース)とホームネットワーク経由で接続することにより、スカパー!プレミアムサービスの番組をiPhoneやiPadでも視聴できるようになる。録画した番組の配信だけでなく、放送中番組のライブ配信も可能。また、視聴年齢制限のある番組にも対応している。

なお、同STBはLANで接続したNASへ直接録画する機能も備えているため、STBから上記のDTCP+対応NASへ直接録画すれば、ムーブする手間なく、リモート配信の準備が整うことになる。

そのほか、細かな不具合修正なども実施。加えて接続確認済み機器も増加しており、対象製品は公式サイトで確認できる。

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