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THXとのパートナーシップ20周年記念機

オンキヨー、DSD/Wi-Fi/BT対応の9.1ch AVアンプ「TX-NR929」

公開日 2013/06/27 13:00 ファイル・ウェブ編集部
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オンキヨーは、9.1chのミドルクラスAVアンプ「TX-NR929」を7月下旬に発売する。価格は189,000円(税込)。

「TX-NR929」

Wi-Fi/Bluetooth内蔵など機能を強化した

同社は4月にTX-NR727/626を発売した(関連ニュース)が、NR929はその上位機にあたるモデル。なお、昨年はTX-NR717/616の上位にTX-NR818やTX-NR1010/5010などがラインナップしていたが、今年は800番台や1000番台、5000番台は今のところ発表されていない。一方、昨年は国内市場で900番台は投入されなかった。今回のNR929は国内市場として久しぶりの900番台ということになる。

各チャンネル150W(6Ω)の定格出力を備えた9.1ch AVアンプ。これまでオンキヨーのAVアンプは、3桁型番は7chまでで、4桁型番以上は9chという区分けがあったが、今回は3桁型番ながら9チャンネルパワーアンプを搭載した。

また本機はTHX Select 2 Plusに準拠。今年は同社がTHXとのパートナーシップを始めてから20周年で、これを記念したモデルとしても訴求する。

本機は機能面を大きく強化したことがポイントで、新たにBluetoothとWi-Fi機能を内蔵した。Bluetoothではスマホなどの音楽を手軽に再生でき、Wi-Fi経由でradiko.jpやAUPEO!、TuneInなどのインターネットラジオを楽しむこともできる。

PC/ネットワークオーディオ機能も充実。ネットワークでは192kHz/24ビットのWAV/FLACが再生できるほか、Apple Losslessの再生にも対応。ドルビーTrueHD マルチチャンネルの再生も行える。

またDSD再生にも対応し、USBだけでなくネットワーク経由での再生にも対応する。ただしDSDはネイティブ再生ではなく、PCMに内部で変換する。また対応しているのは2.8MHzのみで、5.6MHzの音源は再生できない。

なおネットワークでは、スマホ向けアプリ「Onkyo Remote」も利用可能だ。

音質面では、3段インバーテッドダーリントン回路、グランド電位安定化技術などを搭載。また5.1ch以下の時には、フロントL/RchのDAC回路をディファレンシャル動作に自動で切り替える機能を搭載している。

また、接続するスピーカーの特性や好みに応じたセッティングが行える「Digital Processing Crossover Network」機能も備えている。

機能面では、5.1chなどの音声信号からフロントハイ/ワイドを含むサラウンド信号の生成も可能な「DTS Neo:X」に対応。ほかに4Kアップスケーリング、4Kパススルーに対応したHDMI端子を装備。HDMI端子は入力9、出力2という構成だ。ほかに映像入力端子はコンポーネント×2、コンポジット×5、アナログ×1、映像出力端子はコンポーネント×1 コンポジット×1。音声入力端子はデジタル×6、アナログ×7。音声出力端子はアナログ×2(ZONE2/3)、11chプリアウト×1、サブウーファー×2を備える。

最大外形寸法は435W×198.5H×437.5Dmm、質量は18.5kg。

【問い合わせ先】
オンキヨーオーディオコールセンター
TEL/050-3161-9555

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドONKYO
  • 型番TX-NR929
  • 発売日2013年7月下旬
  • 価格¥189,000(税込)
【SPEC】●定格出力:各チャンネル150W(6Ω、全高調波歪率0.08%以下、1ch駆動時) ●周波数特性:5Hz〜100kHz(+1dB/-3dB、Directモード) ●外形寸法:435W×198.5H×437.5Dmm ●質量:18.5kg