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IFA2013グローバル・プレスカンファレンス

フィリップス“Fidelio”新ワイヤレススピーカー/パナソニック欧向け“Smart VIERA”/Kobo新リーダー「Aura HD」

2013/04/20 ファイル・ウェブ編集部
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IFA2013グローバル・プレスカンファレンスの製品展示ブースに出展する、フィリップス、パナソニック、Koboの展示を紹介しよう。

オーディオのハイクラスシリーズ「Fidelio」を強化

カンファレンスの製品展示ブースには、フィリップスのオーディオ・ビデオ製品を中心に取り扱うPhilips Consumer Lifestyleが出展。オーディオのハイクラスモデルが揃う「Fidelio」シリーズを中心に新製品を紹介した。


Fidelioシリーズの新スピーカー試作機

背面にスピーカー端子/電源入力を備える
会場でひときわ注目を集めていたのはハイエンドスピーカーの試作機。ボトム部にアンプ内蔵のウーファーを搭載し、そこから棒状に伸びた本体の先にトゥイーターを搭載するユニークなデザインが特徴。フィリップスのテレビ新商品「Design Line」にフィットするデザインがコンセプトであるという。

本機は今回のプレスカンファレンスが初披露の機会とあって、まだ具体的な仕様については明らかにされていなかったが、音声信号はワイヤレスでの伝送に対応する予定であるという。発売時期はIFA2013が開催される9月頃になるそうだ。


ヘッドホンはFidelio「M1」、イヤホンはFidelio「S2」とそれぞれ日本にも展開される新製品を展示する。このほかに、ファッション性を高めたヘッドホン「CitiScape Denim」や、スポーツタイプのヘッドホン「ActionFit」を紹介する。

Philips Consumer Lifestyle社のSebastian Lindemann氏。M1はヨーロッパでも高音質に関心の高いオーディオファイルに人気だという

「CitiScape Denim」(右手前)とスポーツタイプのヘッドホン「ActionFit」


カナル型イヤホン「S2」


パナソニックはVIERAのスマート機能を紹介

パナソニックはプラズマテレビ“Smart VIERA”「TX-55VTW60」をメインに、スマート機能の使いやすさとコネクティビティ、ならびにデザインの魅力をアピールしている。


“Smart VIERA”「TX-55VTW60」
本機はパナソニックが国内で展開する最上位モデルの「VT60シリーズ」(関連ニュース)に相当する。日本モデルでもお馴染みの「マイホーム」機能によるカスタマイズ可能で使いやすいスマート機能を紹介。

展示を担当するPanasonic Deutschland社のChristian Kloth氏は、「マイク内蔵リモコンによる音声認識操作や、タッチペンで画面に文字などが書き込める機能が人気を集めている。VIERA新機種の登場によって、スマートテレビが新しいコミュニケーションツールとして、ドイツをはじめヨーロッパの人々に認知を広げつつあると実感している」と語ってくれた。

Panasonic Deutschland社 Christian Kloth氏

専用タッチペンによるドローイング機能も人気が高いという

ほかにもミラーレス一眼カメラ“LUMIX”の新機種として、国内でも発表が行われたばかりの「GF6」(関連ニュース)を展示。本機で撮影した画像をVIERAの大画面で再生するデモンストレーションも行っていた。

ミラーレス一眼カメラ“LUMIX”「GF6」


Koboが新しい電子書籍リーダー「Kobo Aura HD」を披露

カナダに本拠地を構えるKoboは、現地時間の4月15日に発表した電子書籍リーダーの新製品「Kobo Aura HD」をプロダクトセミナーと製品展示の会場で紹介した。


Kobo Aura HD
本体には6.8インチサイズ、265dpi/1440×1080画素のPearl E-Inkタッチスクリーンを搭載。カラーバリエーションはホワイト/エスプレッソ(ブラウン)/オニキス(ブラック)の3色を揃え、カナダ・北米・英国は4月下旬から販売をスタート。以降ヨーロッパでは5月から順次各地域ごとに発売していく。ヨーロッパでの販売価格は166.99ユーロ。同社のCommunications CoordinatorのSameer Hasan氏は「日本での発売は現在検討を進めている段階」だと説明する。

Kobo Sameer Hasan氏

プロセッサーはフリースケールの1GHz「i.MX507」を採用。本体内蔵ストレージは従来機種の倍となる4GBを搭載し、microSDカードによる拡張も可能。バッテリーは2ヶ月のロングライフ性能を実現したという。

スリムな本体

背面に凹凸を設け、ホールド感を高めた


本体のデザインについてHaughey氏は「紙面スクリーンサイズを従来機種から約30%拡大して読みやすくした。手に持った際のホールド感が高まるよう、本体背面に山谷型の凹凸を設けている。質量はわずか240gと軽量なので、長時間の読書も快適に楽しめるだろう」と語る。

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