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ソフトウェアアップデートにより

“Sony Tablet"がWALKMANアプリに対応 − 多数の機能刷新

公開日 2012/12/20 17:52 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、“Sony Tablet”「SGPT111JP/S・SGPT112JP/S・SGPT113JP/S・SGPT211JP/S・SGPT213JP/H」のAndroid 4.0.3を含むシステムソフトウェアアップデート(release5a)を開始した。今回のアップデートにより、メディアプレーヤーアプリケーションの刷新を含む多くの機能追加や、デザイン変更、不具合改善に対応する。

“Sony Tablet” Sシリーズ

“Sony Tablet” Pシリーズ

新機能としては、まず「ミュージックプレーヤー」アプリが削除され、「WALKMAN」アプリに変更される。DLNA経由でPCや対応機器内の音源をタブレットに転送して持ち出したり、Facebookと連携して友達の音楽を楽しんだりすることができるようになる。

「ビデオプレーヤー」アプリも「ムービー」アプリに変更。録画番組をタブレットに転送して、外出先で楽しむことができる「ワイヤレスおでかけ転送」などの機能に対応可能となる。

また、「ギャラリー」アプリも削除され、代わりに画像や動画を再生できる「アルバム」アプリが追加される。写真の位置情報ごとにマップで表示でき、撮影場所が一目で判別できる。別のDLNA機器に送信して再生することもできる。

加えて、メディアプレーヤーアプリのほかにも多くの機能が追加される。ホーム画面には、ソニーからのおすすめアプリケーションが紹介される「Sony Select」の更新、キャンペーン情報、製品サポート情報などの新着情報をお知らせするウィジェット「TOPICS」が表示されるようになる。ユーザーごとに利用アプリを制限できる「Guest Mode(ゲストモード)」も追加される。

さらに、「Xperia Link」アプリを使って、Xperiaスマートフォンのテザリング機能を遠隔操作できるようになる。そのほか「Social Feed Reader Cloud」が「Socialife」アプリに更新され、FacebookやTwitter、ニュースサイト、ブログなどをまとめて閲覧・管理できるようになる。キーボードには日本語(手書き)機能が追加される。スモールアプリへは新たに「タイマー」「レコーダー」を追加し、ウィジェット機能にも対応する。

また、Pシリーズのみ「YouTube」アプリが追加されるほか、Sシリーズのみ「リモコン」アプリにマクロ機能が追加される。

なお、今回のシステムアップデートにより、よく見るウェブページなどにすぐにアクセスできる「Favorites」アプリケーションが省略される。ソニーでは、よく見るウェブページを登録するには、ブラウザのブックマーク機能(お気に入り)の利用を薦めている。

そのほか、ソニー製アプリのアイコンデザインの変更、いくつかのアプリの名称変更、アプリケーショントレイ(画面右上の"Apps & Widgets")の背景色が白から黒に変更される。

不具合の改善としては、SDXCカードを差し込むとSDXCカード内データが破損する、SDXCカードが挿入されたカードリーダやデジタルカメラなどの外部機器を接続すると、SDXCカード内のデータが破損する(SonyTablet Sシリーズのみ)といった症状が改善される。


【問い合わせ先】
ソニー使い方相談窓口
TEL/0120-333-020

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