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DMC-GH3参考出展も

<CEATEC>パナソニック、145型SHV PDPや20型4K液晶を出展

公開日 2012/10/02 18:46 ファイル・ウェブ編集部
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パナソニックはCEATECに2ブースを展開。このうち家庭内での機器を紹介しているのは、ホール2の「エコ&スマートなくらし」をテーマにしたブースだ。

パナソニックは「スマートAVライフ」をアピール

スマートビエラやスマートディーガといった、スマホ連携などのネットワーク機能を強化したAV機器を展示。スマホ連携などは実際にデモを体験できる。またワイヤレス視聴という新たなスタイルを実現したDIGA+の展示やビエラコネクトの紹介も行われていた。

スマートフォンとの連携機能をデモ

DIGA+の使い勝手もアピール

AV関連ではこのほか、145型の8Kプラズマディスプレイや20型の4K液晶ディスプレイという、IFAなどですでに披露していた試作機を出展していた。

145型の8Kプラズマディスプレイは、今年4月に日本で開催されたNHK技研公開で披露されたのと基本的に同一。画面の横幅は約3.2m、高さは約1.8mで、画素数は横7,680×縦4,320、アスペクト比は16対9。画素ピッチは縦横0.417mm。蛍光体はRGB縦ストライプ配置。

145型の8Kプラズマディスプレイ

20型の4K液晶ディスプレイも、すでにこれまで何度か紹介されているもの。IPSα方式を採用している。解像度は3,840×2,160画素で、超高開口率画素構造の採用によって216ppiという高精細化と、従来のフルHDパネルと同等の消費電力を実現した。また、構成部材の薄型化によって3.5mmという厚さを実現した。

20型の4K液晶ディスプレイ

20型4K液晶ディスプレイの紹介

さらに、新液晶配向プロセス技術を採用したことで、斜め方向の視野角特性が大幅に向上。より広い角度から映像を楽しむことができる。

デジタルカメラ関連では、「DMC-GH3」を参考出展した。先日ドイツで行われたフォトキナで世界初披露された商品で、ボディは同社マイクロフォーサーズ機としては初となるマグネシウム合金を使用した防塵防滴仕様。イメージセンサーには新開発の有効1605万画素「Digital Live MOSセンサー」、画像処理エンジンには4つのCPUを使用した「新ヴィーナスエンジン」を採用し、さらなる低ノイズ化を実現している。

「DMC-GH3」

「DMC-GH3」の内部構造

ファインダーと背面モニターは有機ELを搭載し、モニターはタッチ操作にも対応した。さらに動画機能ではフルHDの60p記録に対応。AVCHD記録に加え、PCでの編集に最適なMOV形式での記録にも新たに対応した。またWi-Fiを内蔵した点もポイントだ。

そのほか、スマート家電の訴求も大々的に行われている。スマホを介してクラウドにつながり新しい体験ができる白物家電、快適なくらしを続けながら節電を実現する「AiSEG」を核とした「スマートHEMS」などが紹介されている。

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