DRM付データの転送にも対応をアナウンス

<CES>タブレット同士を接触させるだけで簡単にデータ共有 − TransferJetコンソーシアムのデモに注目

ファイル・ウェブ編集部:小澤麻実
2012年01月12日
近接無線転送技術「TransferJet」を推進するTransferJetコンソーシアムのブースで注目したのは、参考出展されたTransferJet対応タブレット。こちらは今回のCESが初めての披露の場だという。

東芝が開発したLSIを搭載したタブレット同士を接触させると、データを簡単に転送することができる。TransferJetの転送速度は最大実効レートで375Mbps。デモでは撮影した写真を転送していたが、1秒も掛からずに転送が完了していた。

参考出展されたTransferJet対応タブレット

東芝が開発したTransferJetのLSI

写真のほかにも、撮影した動画やアドレスデータ、メモ帳のテキストデータなど、簡単に転送できれば便利なデータはタブレットのなかにたくさんある。またつい先日、著作権保護システムに対応する拡張規格も発表されたばかり(詳細はこちら)。著作権保護されたコンテンツをDTCP-IPを使って転送することが可能になることから、DRM付きの音楽データなどをTransferJetを使って簡単に転送できたりすると便利そうだ。搭載製品の具体的な発売時期については聞くことができなかったが、登場が待ち望まれる内容だ。

「TransferJet」はまだまだ一般的な認知度は高いとは言えないが、ソニーはTransferJet対応の“サイバーショット”やVAIOを多数発売しており(ラインナップはこちら)、「意識して買ったわけではないが、実はTranferJet対応機だった」ということも考えられる。手持ちの機器がTransferJet対応機かどうか、確認してみてはいかがだろうか。

そのほかブースでは、カメラで撮影した写真をテレビへ転送するデモも実施

TransferJet対応プリンターやノートPCもデモ展示されていた

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