HOME > ニュース > <IFA>QUADRAL、新スピーカー「AURUM TITAN VIII」を発表 ー シリーズの30周年記念モデル

独ハンドメイドのCDプレーヤー&プリメインも

<IFA>QUADRAL、新スピーカー「AURUM TITAN VIII」を発表 ー シリーズの30周年記念モデル

公開日 2011/09/05 07:55 ファイル・ウェブ編集部:山本 敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ハイエンドオーディオの有名ブランドが数多く出展する「ホール 1.2」には、独QUADRALが最新のスピーカー「AURUM TITAN VIII」をはじめとする製品を紹介している。


AURUM TITAN VIII
「AURUM TITAN VIII」は、TITANシリーズの8作目にして、1981年にシリーズの1号機が登場後、30周年の記念モデルとなるスピーカーだ。本体は3Way構成。トゥイーターにはアルミニウム製のリボントゥイーターを搭載し、微細な高域の再現性と傑出したダイナミズムを獲得しているという。アルミ・チタン・マグネシウムの合金を使った独自の“ALTIMA”素材のメタルコーンを中域、低域のユニットに採用している。中域には17cmの“ALTIMA”ダイアフラムを1基、低域にはには26cmの“ALTIMA”ダイアフラムを2基搭載する。本体底部にはバスレフポートを設け、力強い低域再生を実現した。再生周波数帯域は16Hz〜65kHz。本体仕上げはハイグロス・ブラック/ハイグロス・ホワイト/オークチョコ/オークナチュラル/チェリーの各色を揃えた。


C5(写真上)とA5

C3(写真下)とA3
AURUM Electronicシリーズからは、CDプレーヤーとプリメインアンプの新製品2シリーズが発表された。CDプレーヤー「C5」、プリメインアンプ「A5」はトップシリーズのコンポーネント。A5の出力値は150W×2(4Ω時)、100W×2(8Ω時)。8つのRCAオーディオ入力と、1系統のXLR入力を備える。本体はデュアル・モノ・コンストラクションを採用。チャンネルごとに独立して電源供給を行う。C5はバーブラウン製の192kHz/24bit対応DAコンバーターを搭載する。再生周波数帯域は1Hz〜22kHz。アナログRCA出力/XRL出力、同軸デジタル出力を備えた。ハイクラスモデルのCDプレーヤー「C3」、プリメインアンプ「A3」も新製品として紹介されていた。なお、本シリーズはドイツの職人の手によって、1台ずつハンドメイドで生産されている点も特徴だ。本体側面のパネルをハイグロス・ブラック/オークチョコ/ライトオークにカスタマイズすることも可能だ。


PLATINUM M5の新色“Toffee Brown”

メタリック系ブラウンに仕上がっている
3Way・フロアスタンド型スピーカー「PLATINUM M5」シリーズには従来のブラック、ホワイトのほかに新色“Toffee Brown”が加わる。

STYLE 20

STYLE 5.0

またCHROMIUMシリーズに、コンパクトなブックシェルフ型スピーカー「STYLE 20」も加わる。2Way・密閉型のブックシェルフで周波数帯域は51Hz〜46kHz。ハイグロス・ブラックとハイグロス・ホワイトの2カラーで展開する。同社では壁掛け用途にも「STYLE 20」を積極提案していく考えだという。本機4本に、コンパクトなセンタースピーカーを加えた「STYLE 5.0」も販売される。またBipole/Dipoleの切り替えが可能な「PHASE 15」も同社が力を入れる新製品の一つだ。本体は3Way・密閉型。周波数帯域は47Hz〜22kHz。ブラックとホワイトのカラーバリエーションが揃う。

PHASE 15

Bipole/Dipoleの切り替えが手軽に行える

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク