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ワイヤレスでファイル送受信が可能

東芝、認証を取得した世界初の無線LAN内蔵SDHC「FlashAir」を発売

公開日 2011/09/01 20:08 ファイル・ウェブ編集部
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(株)東芝は、無線LAN通信機能を搭載した世界初のSDHCメモリカード「FlashAir」を発売する。容量は8GBで、Speed Class 6に準拠する。今年11月からサンプル出荷を行い、2012年2月から発売開始。価格はオープンで、販売価格は現時点では未定となっている。

FlashAir

「FlashAir」は無線通信機能を内蔵しており、FlashAirに対応するデジタルカメラなどの機器間で、パソコンを介さずにワイヤレスでファイル共有ができるのが特徴。クラウドサービスへのアップロード/ダウンロードも行える。画像データの送受信時のみ無線通信機能が起動するため、対応機器の消費電力を抑えられる点もポイントだ。

「FlashAir」非対応デジカメに本製品を挿した場合には、通常のSDHCメモリーカードとしての使用が可能。ただしアクセスポイントとしても認識されるため、無線LAN対応のスマートフォンやPCからアクセスし、画像を保存したり読み込んだりすることができる。

無線LAN機能を搭載したSDHCカードとしては既にEye-Fiが存在しているが、こちらはSDアソシエーションの認証を取っていない。FlashAirは、SDアソシエーションによるSDHC規格に準拠したものとして世界初の無線LAN機能搭載SDHCカードとなる。

「FlashAir」は今後日本、北米、ヨーロッパで無線の認証を取得予定だという。

なお本製品は、現在開催中のIFA2011にも出展されている。

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