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家電分野の営業利益は前年同期比302億円増

三菱電機、2010年度第3四半期の決算を発表 − 全セグメントで増益を達成

公開日 2011/02/02 18:54 ファイル・ウェブ編集部
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三菱電機(株)は、2010年度第3四半期の決算を発表。連結営業利益は全てのセグメントにおいて増益となり、全体では前年同期比354%の1,925億円となったことなどを明らかにした。

経営環境は、円高が進行し、資源価格が高騰するなど厳しい動きもあったが、新興国を中心とした世界的な景気回復に伴い、総じてみれば緩やかに改善。重電システム部門、産業メカトロニクス部門、電子デバイス部門及び家庭電器部門の増収などにより、累計の連結売上高は前年同期比113%の2兆6,013億円を達成した。

連結営業利益は前述の通り1,925億円で、四半期純利益は1,169億円を計上した。

テレビ事業が含まれる家庭電器分野では、昨夏の猛暑による国内外向け空調機器、第3四半期の家電エコポイント制度変更に伴った駆け込み需要による国内向け家庭用空調機器、液晶テレビ、冷蔵庫及び各国政府補助金制度の効果等による国内外向け太陽光発電システムの伸長により、売上は前年同期比117%となる7,146億円を達成。営業利益は、売上増加などにより、前年同期比302億円増加し、436億円となった。

なお、四半期単独での売上高は8,895億円(前年同期比114%)で、営業利益が796億円(前年同期比 206%)。四半期純利益は456億円(前年同期比198%)を計上。セグメント別の家庭電器分野では、売上高が2,490億円 (前年同期比124%)、営業利益が171億円(前年同期比112億円増)となった。

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