映画館に告知を要請

国民生活センター、3D映画による体調不良を注意喚起

ファイル・ウェブ編集部
2010年08月05日
国民生活センターは、3D映画が体調不良を引き起こす可能性があることを消費者に注意喚起すると発表した。

今回の発表は、同センターに「3D映画を観て気分が悪くなった」という相談が寄せられ始めたことを受けたもの。具体的には、3D映画を観た後に激しい頭痛に悩まされた、乗り物酔いや眼精疲労、頭痛が起こった、目の置くが痛み、物が二重に見える状態が数日続いた、などの相談があったという。

3D映像の安全性を巡っては、3Dコンソーシアムが安全ガイドラインを策定しているが、同センターでは「3Dが急速に普及し大々的に宣伝もされている中で、消費者にはそれらの情報がよく伝わっていない」と判断。映画産業団体連合会に対し、3D映画は体質や体調に合わない場合があるという情報を知らせるとともに、上映前に、体調不良を感じた場合の対処方法を注意喚起してほしい、と要望している。

3Dコンソーシアム 安全ガイドライン部会長の千葉滋氏と板東武彦氏は、この件に関連し、3Dテレビの購入についてもコメント。購入前には「子供も含めた家族全員で見に行き、子供の見え方なども確認した上で選択すると良い」とアドバイスしている。また「意外に見る環境も大事であり、蛍光灯のちらつきに干渉したりする」とも述べ、視聴環境や視聴時の体勢にも配慮すべきだ、としている。

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