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BRAVIAリモコンで音質調整なども可能に

ソニー、3DパススルーやARC対応の7.1ch AVアンプ「STR-DH710」を発売

2010/05/19 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、3D映像信号のパススルー伝送やオーディオリターンチャンネル(ARC)などに対応したAVアンプ「STR-DH710」を6月10日より発売する。価格は54,600円(税込)。

STR-DH710

内部構造

3D映像信号のパススルー伝送など、HDMI規格の新機能に対応した7.1ch AVアンプ。実用最大出力(8Ω)は、フロント140W/ch、センター140W/ch、サラウンド140W/ch、サラウンドバック140W/ch。

Ver.1.4aのHDMIを、入力3/出力1系統装備。3D映像信号のパススルー伝送に対応したほか、ARC機能も利用できる。また、HDMI CEC機能「ブラビアリンク」にも対応している。

そのほか、液晶テレビ“BRAVIA”のアプリキャストにも連動。「オーディオ機器コントロール」アプリに連動することにより、“BRAVIA”のリモコンを使ってテレビ画面上で、サウンドフィールドの変更や音質設定、入力切換ができるようになった。

「ドルビープロロジックIIz」に加えて、ペアマッチング方式自動音場補正機能「D.C.A.C.(Digital Cinema Auto Calibration)」を搭載。付属の測定マイクを使うことで、スピーカーの接続確認や、各チャンネルの距離・音量バランス・周波数特性の補正を約30秒で自動的に行う。

音声フォーマットでは、ドルビーTrueHD、DTS-HD Master Audioなどロスレス音声フォーマットに対応。音量が小さい状態でも臨場感豊かなサラウンド音声で楽しめる「ナイトモード」も搭載している。

デジタルメディアポート(DMPORT)にも対応しており、別売のデジタルメディアポートアダプター「TDM-NW10」を接続することで、“ウォークマン”の音楽を高音質で再生することも可能。本機の付属リモコンで再生や停止などの基本操作が可能で、再生しながら“ウォークマン”の充電もできる。また、Bluetoothアダプター「TDM-BT10」を本機に接続すると、ポータブルオーディオプレーヤーや携帯電話の音源をBluetoothによるワイヤレス再生することもできる。

また、ポータブルオーディオ機器などの圧縮音源を補正する「ポータブルオーディオエンハンサー」を搭載。DMPORTやフロント端子から入力されたアナログ音源を再生すると自動的に作動し、圧縮音源の高域を補正する。

筐体には、本体の外周フレームと底板に加え、両サイドのフレーム部分をつなぐように梁を走らせた強靭なシャーシ構造である、ホリゾンタルFBエンボスシャーシを採用。剛性を高めている。また、ハンダには独自に開発した音質専用の無鉛ハンダを使用している。

そのほか、付属のリモコンを従来の英語表記から日本語表記に変更。FM30局/AM30局プリセットのチューナーも内蔵している。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドSONY
  • 型番STR-DH710
  • 発売日2010年6月10日
  • 価格¥54,600(税込)
●実用最大出力(8Ω):フロント140W/ch、センター140W/ch、サラウンド140W/ch、サラウンドバック140W/ch ●入力端子:映像系機器(音声&映像)×4、デジタル×3(光2、同軸)、WMPORT、ステレオミニ、コンポーネント×3、HDMI×3 ●出力端子:映像系機器、映像モニター、コンポーネント、HDMI×1、REC OUT、サブウーファー、ヘッドホン、HDMI×1 ●消費電力:約330W ●外形寸法:約430W×157.5H×322Dmm ●質量:8.0kg