プレスカンファレンスレポート

【CES】カシオからEXLIM新モデル/水銀フリーのデータPJ/初のデジタルフォトフレーム登場

会田 肇
2010年01月08日
カシオは6日、CES2010のプレスカンファレンスにおいて、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)の新製品4機種と、世界で初めて水銀を使わないデータプロジェクター、多彩な画作りが楽しめるデジタルフォトフレームを米国で発売すると発表した。

カシオが新たに挑むカテゴリーについて、その意気込みを語るカシオ計算機(株)社長の樫尾和雄氏

カンファレンス会場はベネシアン。立ち見が出るほどの満員状態となった

コンデジは、「ハイスピード エクシリム」 EX-FH100を筆頭に、EX-H15、EX-Z2000、EX-Z550の4機種。このうち、EX-FH100は、すでに発売されているEX-FC150などと同じ裏面照射型CMOSセンサーを採用したモデルで、これまで5倍どまりだったズームレンズを広角24mm相当からはじまる光学10倍ズームに変更。カシオが得意とするハイスピード撮影機能を搭載し、動画撮影では1,000フレーム/秒の高速撮影を実現している。さらに1280×720ピクセル、30fpsのハイビジョン撮影機能も備えた。搭載した裏面照射型CMOSセンサーは感度を通常の2倍にまで拡大。光量が少ない状況での人物撮影でも手ぶれすることなく撮影可能になっている。※新EXLIMのニュースはこちら

今回発表された機種で最上位となるEX-FH100

EX-FH100の背面部



EX-FH100を手に新たに登場したエクシリムやデジタルフォトフレームのポイントを解説

絵画調へ変換できる「snapshot-to-painting conversion」を備えたデジタルフォトフレーム

デジタルフォトフレームはカシオとしては初の市販化。取り込んだ写真をワンタッチで絵画調に変換できるほか、ダイナミックフォトやFLASHコンテンツも再生できる。一見すると普通のデジタルフォトフレームにしか見えないが、後発での参入だけに画像変換の機能「snapshot-to-painting conversion」を本体に内蔵。普通のデジタル画像を絵画調の“ファインアート” に変身させてしまうのだ。さらに好みの背景上でキャラクターが動く「ダイナミックフォト」の再生も可能で、絵画調変換機能を併用して動く絵画の生成も可能になる「アートダイナミックフォト」も備える。会場では、その一瞬にして変換できることに感嘆の声が上がったほどだ。

データプロジェクタとしてはかなり薄型(一番下)。さらに段階を追って小型モデルも登場予定

データプロジェクタは「クリーン&グリーン」をコンセプトにして、水銀を使わずに高輝度の投映を実現するレーザー+LEDのハイブリッド光源を使用。2000ルーメン以上の高輝度投影を実現したという。近い将来はさらに小型化を目指し、カシオとして積極的な展開を目指していくという。

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